熱帯魚の病気と飼育

熱帯魚の病気について

熱帯魚の病気には、様々な原因があり、感染したりします。 なので、なるべく発生しないように予防するようにしましょう。 病気の種類について紹介します。 まず、「白点病」は、白点虫が皮膚の中に寄生する病気です。 ヒレや体に白い点々ができ、そのままにしていると、真っ白に なって死んでしまいます。 次に「ヒレ腐れ病」です。 ひれの先が朽ち果てていくような病気です。口が壊れたように なることもあります。 そして、「水カビ病」は、熱帯魚の表面に傷ができたところに 白い綿のようなものが繁殖し、感染する病気です。 原因は、水温の低下や抵抗力の低下などといわれています。 病気の蔓延の予防としましては、よく知られているのが、 塩水浴です。 この方法は、治療にも使われています。 目的は、塩（ミネラルを含む自然のもの）により、 病原菌を予防したり、退治したりします。 ですが、水草が枯れてしまうというデメリットもあり、 水草水槽にはむいていないといわれています。 塩水浴には、水に対して１％以上の塩を溶かし入れ、 短期に治療や予防をする方法と、０．５％くらいに抑えて、 長期間で治療や予防をする方法がありますので、 熱帯魚に合わせた濃度を選んで予防や治療をします。 でも、病気の熱帯魚以外の魚には負担となってしまいますので、 水温や水質を安定させ、なるべく病気にかからないように、 常日頃から管理するのが一番だと思います。