【2018年2月版】世界で最も危険な10のストリート - 毎日が日曜日

【2018年2月版】世界で最も危険な10のストリート

      2018/04/04

 

世界 危険 ストリート

 

みなさん、こんにちわ。

世界を旅するノマドブロガー、かつお(@katsuyamamoto)です。

 

一昔前と比べて、世界的に見て安全な場所は増えてきていると思いますが、それでも世界には絶対に近づいてはいけない危険なストリート(通り)が存在します。

 

これらから見れば大阪の天下茶屋など、可愛いもんというレベル。

 

興味本位では絶対に近づいてはいけない世界の最も危険なストリートについて、先日Qutar Day.comより10 Most Dangerous Streets in the World(世界で最も危険なストリート10選)が発表されました。

 

今日は、それを和訳しながら、わたしの知る限りの解説を加えていきたいと思います。

 

カティアエリア@カラカス@コロンビア

 

世界で最も危険なストリート

 

世界で最も危険なストリート(通り)

 

西カラカスの多くの同様の地域の1つ、Catiaは、世界で最も危険な都市で最悪の地域です。

2016年に殺人率は1日あたり60件と恐ろしい数字でした。

現在の政治情勢のため街全体を避けるのが最善でしょうが、カルレ・アルゼンチンとカール・エル・コメルシオを含むカティアの通りは、ベネズエラの首都がどのくらい苦しんでいるがよくわかる、最も壊滅的な例です。

 

現在政治情勢が不安定なコロンビアですが、その首都カラカスは世界で最も危険な街として常に上位にランクインされています。

 

殺人率も群を抜いて世界一で、その多くは麻薬取引や身代金目当ての誘拐によるもの。

 

その中でも、絶対に近づいてはいけない危険な通りが、Catia(カティア)エリアだそうです。

 

 

エンジェルフォールを訪れるトラベラーは、その便宜上カラカス国際空港を経由することが多いですが、そんなトラベラーはカラカスの治安を恐れてダウンタウンには泊まらないそうで、みな空港近くのホテルに泊まるのだとか。

 

それでも、空港近くのホテルで強盗が起きているようで、やはり政情不安定な国を旅することは、リスクが付きまといます。

 

しかしコロンビアと言えば、美女が多いことで有名でもあり、一度くらいは行ってみたい街ですよね。。

 

Mcculloh StreetとWest Preston Street@ボルチモア@メリーランド州@USA

 

世界で最も危険なストリート

世界で最も危険なストリート(通り)

 

アメリカで最も危険な街がある別の都市はボルチモアです。

特に悪いのは、Mcculloh StreetとWest Preston Streetの交差点で、悲しいかな銃犯罪を含む犯罪率が高く、中央収入は非常に低いです。

最悪なのは、エコノミスト誌から指摘されているように、ボルチモアがワシントンDCから車でわずか50分であることだけでなく、「15〜29歳の黒人男性の死亡率は、イラクにおけるバアス党の反乱による米軍兵士の死亡率の高さと同じことである」ということです。 

 

「危険な国」というくくりだと、おそらく上位に出てこないアメリカ合衆国ですが、「危険な通り」になると、あの世界一の大国にも絶対に近づいてはいけない通りが存在します。

 

その1つがメリーランド州のボルチモアにある、Mcculloh StreetとWest Preston Streetの交差点です。

 

 

メリーランド州のボルチモアは独立都市として知られ、古くから栄えた街ですが、近年は人口流出が進み、街の空洞化とスラム化が改善しない状況のようです。

 

エコノミスト誌の指摘通り、首都であるワシントンD.Cから車でわずか50分という距離でありながら、近年さらにスラム化と治安の悪化が進み、かつて栄えた面影がどんどん消失しているようです。

 

そのボルチモアの中心存在している交差点がMcculloh StreetとWest Preston Streetの交差点で、ここでは治安部隊と黒人による衝突が、たびたびニュースで放送される危険な通りで、殺人事件もよく起こるみたいです。

 

 

Baga Toiruu@ウランバートル@モンゴル

 

世界で最も危険なストリート

 

世界で最も危険なストリート(通り)

 

とりわけ危険なのは、ウランバートル、特にバガ・トイルーの街は、夜遅くに歩いている観光客に脅威を与え、若い男性はしばしば外国人と街頭の戦いをしているという。

これは上に挙げたものとは異なる種類の危険かもしれませんが、避けるべきものは間違いありません。

 

ウランバートルには数年前、娘とゲルにホームステイしたときに寄ったのですが、そんなに危険な街という感じはしなかったです。

 

ここで紹介されているBaga Toiruuという通りも、昼は普通に公園沿いの閑静な通りだったのですが、記事によるとどうやら夜はまた別の顔のようです。

 

 

確かに夜は街灯が少ないですし、22時には消灯して就寝していたので、夜に出歩くのは危険なのかもしれませんね。

 

National Bridge Avenue@北セントルイス@イリノイ州@USA

 

世界で最も危険なストリート

 

世界で最も危険なストリート(通り)

 

アメリカの最悪の都市であると広く考えられている東セントルイスの街は、犯罪や貧困の街としてすっかり成熟しています。

2013年の1人当たり殺人率は全米平均より18%も上回っています。

2015年には人口26,616人、殺人殺害19件、強姦42件、強盗146件、暴行事件682件、放火12件が報告されました。

2016年、同市は全米で最も高い殺人率を記録しました。

興味深いことに、イースト・セントルイスは危険な都市ですが、アメリカで最も危険な現実の通りは、致命的な銃犯罪の割合が高いため、ノース・セントルイスのナショナル・ブリッジ・アベニューです。

 

その昔、セントルイスさんという漫才師の方がいましたが、実はイリノイ州の東セントルイス〜その対岸のミズーリ州のセントルイスエリアは、全米屈指の犯罪の街として有名で、特に東セントルイスの殺人率は全米平均よりも18%も高く全米最悪で、強姦発生率は全米平均の約9倍。

 

世界で最も危険なストリート

しかし、セントルイスの街全体は全米の大都市圏で最も物価が安く、交通機関も整備されており、生活しやすい都市としての顔もあります。

 

これ、ようするに二極化でして、セントルイスを大きく分けると、比較的裕福な白人層が住む西部と南部はそこまで治安が悪くないそうなんですね。

 

しかしアフリカ系アメリカ人が98%を占める東セントルイスの犯罪率は極めて高く、これが全体的にセントルイスの犯罪率を底上げしているようです。

 

記事ではこの東セントルイス以上に危険な通りが、さらに銃犯罪率が高いという理由で北セントルイスのNational Bridge Avenueを挙げています。

 

ロングストリート@ケープタウン@南アフリカ

 

世界で最も危険なストリート

 

世界で最も危険なストリート(通り)

 

中央ケープタウンは訪れるのもすばらしい場所ですが、警察によって公表された統計によると、ここに記載されている都市の多くと同様、2016年から2017年の間に南アフリカで最も犯罪に襲われた地域であることは、本当に驚くべきことです。

その中でも治安の悪い場所はロングストリートで、特に夜間は注意が必要です。

 

意外かもしれませんが、南アフリカの危険な通りはヨハネスブルグではなく、立法府所在地であるケープタウンのLong Stです。

 

 

その他にも、東部の貧困層が多く住むケープ・フラッツ地区も治安が悪いことで有名。

 

ロングストリートは、観光地でもあるため昼間は歩くことができますが、特にアパルトヘイト撤廃後は、ケープタウンの街に黒人の失業者が流入し、夜間の犯罪率が急上昇しているようです。

 

 

最近では、農村部の白人牧場経営者が、相次いで地元の黒人たちに襲われる事件が起きており、完全に一昔前に戻った感があるのが、現在の南アフリカのようです。

 

南アで白人農民の殺害相次ぐ、今年に入って72人 抗議のデモ

 

ケープタウンはテーブル・マウンテンや喜望峰など、観光名所も多くトラベラーから人気ですが、そのトラベラーを狙った強盗なども増えているということで、旅する際は十分注意が必要ですね。

 

Calle ZacamilとCalle Principal@サンサルバドル@エルサルバドル

 

世界で最も危険なストリート

世界で最も危険なストリート(通り)

 

2016年にこの首都は10万人ごとに平均83.39件の殺人事件を経験しました。

悲しいことに、サンサルバドルの危険性は実際には都市を悩ましている悪名高い命取りのMS-13というギャングがエルサルバドル移民の子供たちによって米国で実際に始まったことに根ざしています。

ここで最悪の通りのいくつかは、Calle ZacamilとIlopangoのCalle Principalです。

 

メキシコよりやや南に位置する中南米の小国、エルサルバドルの首都サンサルバドルには、アメリカより流れ着いたエルサルバドル移民の子供達が組織化したギャング(記事によるとMS-13)による抗争、強盗などが日常化しており、刑務所は受刑者たちで溢れかえっているそうです。

 

 

特に危険な通りとして、プリンシパル通りとザカミル通りを挙げていますが、基本的に夜は絶対に外を出歩かないようにが鉄則。

 

死の部隊」と呼ばれる治安部隊による非行少年たちの虐殺が歴史的に行われてきたこともあり、国に対する不信感はかんたんに払拭できそうにもありません。

 

6 Calle S.E〜Calle Principal@サンペドロスラ@コルテス@ホンジュラス

 

世界で最も危険なストリート

 

世界で最も危険なストリート(通り)

 

2016年の世界的な殺人率の点で、サンペドロスラはカラカスに次いで2番目の都市であり、この恐ろしい都市の街で死体を見ることはかなり一般的です。

南米の最悪の経済状況の1つである6 Calle S.Eの通りからCalle Principalには、暴力に満ちています。

カメレオン(Chamelecón)地域として知られているこの通りの、ほとんどの事件は薬物関連です。

興味深いことに、米国が資金を提供するソーシャルプログラムは、ゆっくりとこの都市をより安全にしています。

だから、ここにはこの場所がずっと長くリストに載っていないことが期待されます。

 

上記で紹介したカラカスについで、世界で2番目の殺人率の都市であるホンジュラスのサンペドロスラの、最も危険な通りが6 Calle S.Eの通りからCalle Principalと言われ、薬物をめぐるギャングたちの抗争により、死体を見ることが一般的な街であると紹介されてます。

 

 

ちなみに2016年にカラカスに1位の座を奪われる(?)まで、サンペドロスラはぶっちぎりで世界一の殺人率だったようで、殺人事件の97%は未解決のようです。

 

 

Juan R. EscuderoからEjido las PozasRenacimiento@アカプルコ@メキシコ

 

世界で最も危険なストリート

 

世界で最も危険なストリート(通り)

 

メキシコで最も暴力的な都市、アカプルコはもはや古いハリウッド映画から覚えている魅力的なビーチタウンではありません。

Juan R. EscuderoとEjido las Pozasと呼ばれる通りに沿って殺人事件が蔓延しており、2017年6月は過去20年間で最も致命的な月でした。

ギャングはここで最高の統治権を持っています。

誰もが毎週の給料の一部を支払うために列に並ばなければなりません。

それは、その悪名高い麻薬戦争のために、この国にどんな悲劇的なことが起こったのかを思い出させるのです.

 

メキシコのアカプルコといえば、アメリカ人にとっては身近なリゾート地として人気だった街で、日本人にとっての沖縄のような存在だったのですが、どうやら今はギャングたちに牛耳られているようです。

 

アカプルコに在住している人の88%が、自分たちの街は安全ではないと考えており、毎日4~5人ほどが殺害されているとのこと。

 

 

記事によると、Juan R. EscuderoとEjido las Pozasと呼ばれる通りに沿って殺人事件が頻繁に起きており、GoogleMapでみてみると、この通りが長いんですよね。

 

 

リゾート地は比較的安全だそうですが、できれば行きたくないリゾート地ですよね。

 

West Warren AvenueとMcKinley Street@デトロイト@ミシガン州@USA

 

世界で最も危険なストリート

世界で最も危険なストリート(通り)

 

デトロイトは暴力犯罪の評判があり、それは不当ではありません。

あなたがWest Warren AvenueとMcKinley Streetの周辺に住んでいる場合、そのような犯罪の被害者である可能性は、どの年であろうと13人に1人の確率です。

 

かつてBIG3の本拠地として世界有数の自動車生産地帯であったデトロイトですが、現在は自動車産業の衰退から失業率と犯罪率が並行して増加し、全米一の犯罪率の都市となってます。

 

こちらが夜のデトロイト、こんな通り絶対に歩きたくないですよね。。

 

 

また、財政破綻したこの街では、慢性的に警察官が不足しており、ダウンタウンには多くの廃墟が軒を連ねています。

 

その中でもWest Warren AvenueとMcKinley Streetが最も危険な通りのようです。

 

 

日本でもこれから、北海道夕張市のように財政破綻していく地方自治体は増加していくと見られ、治安を維持することはもしかしたら難しくなるのかもしれません。

 

Av. Beira MarとAv. Historiador Raimundo Girão@フォルタレザ@セアラ州@ブラジル

 

世界で最も危険なストリート

 

世界で最も危険なストリート(通り)

 

ちょうど先月、ブラジルの北西部の都市で、ライバルの麻薬ギャングたちへのナイトクラブの射撃で、14人以上が殺害された。

多くの地域が安全でないと考えられているこの都市では、特に暗闇の後に、暴力犯罪が増えたことが原因と思われるのは、このようなギャングです。

避けるべきいくつかの通りはAvのようなIracemaビーチ周辺のBeira Mar通りとHistoriador Raimundo Girão通りです。

 

フォルタレーザはブラジル北西部のビーチ沿いにあるリゾート地で、ブラジルで5番目の人口を持つ都市。

 

 

このリゾート地で2018年1月、ギャング同士の抗争でナイトクラブが銃撃され、14人が死亡するという事件が起こりました。

 

こういうリゾートにに遊びに行ったなら、地元のナイトクラブに遊びに行くツーリストも多いと思います。

 

その際は、現地の治安をよく調べてから行くようにしないといけません。

 

まとめ

 

というわけで、世界で最も危険な10のストリートでした。

 

僕自身、好奇心が強い方なのですが、ここで紹介した通りはちょっとシャレにならないレベルのデンジャラスさです。

 

もし該当の都市に行かれる方は、ここで紹介したストリートには絶対に近づかないようにしてください。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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