副業で年収7000万円の消防士はなぜ公務員をやめないのか?
2017/11/04
みなさん、こんにちわ。
ノマド旅人ビジネスオーナーのかつおです。
さて、本日はこういうニュースを取り上げたいと思います。
産経新聞より
なんと公務員である消防士さんが、副業で1年で家賃収入7000万円を得ていた!というニュースです。
しかしよく読んでみると、この副業というのがどうやらお父さんの会社を手伝ったとのこと。
副士長は、消防局の事情聴取に「父親が経営する不動産会社を手伝っていた」と説明したという。
それにしてもすごいですよね、年間7000万円の利益とは!
しかしわたしがそれ以上に疑問に感じたのは、1年で7000万円の利益を上げるのに、なぜこの人は消防士をやめないのか?でした。
もちろんこのケース、諸事情はわからないので一概に言えませんが、日本にはまだまだ「雇用されていることに対する信用と安心感」という、漠然とした概念が蔓延しているように思えるんですよね。
今日はそんな漠然とした「雇用されていることへの信用と安心感」に対して、こちらも漠然とした違和感を言語化して3つの理由から反論してみようと思います。
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1−そもそも仕事とは完全歩合なものである
確かに独立は魅力的だけど、起業しても失敗するかもしれない。。
収入が上がるのは嬉しいけど、上手くいかずに家族が路頭に迷ったらどうしよう。。
それなら毎月安定して収入がもらえる、被雇用が一番である。。
およそ自分で独立することに否定的な方の意見とは、以上のような考えの方が多いと思います。
しかし古来より日本人は、会社という概念やレバレッジとは無縁に、巻いた種から稲を刈り取るという農業に従事しておりました。
つまりほとんどの人が自分で生業を営んで、ご飯を食べている、いわゆる自営業の人だったのです。
ちなみに日本においては昭和33年まで、サラリーマンの比率はその半分以下で、農林漁業者がその3分の1ほどいました。
その頃は植木等さんが唄の中で「サラリーマンはお気楽稼業ときたもんだ」と唄い、リスクの多い自営業よりも、安定して雇用されるサラリーマンの方がいいという時代の風潮を唄ったものです。
しかし、今はまた時代が変わりました。
植木等さんが歌っていたようなお気楽サラリーマンなど、ほとんど見当たりません。
もしあなたが新橋あたりのサラリーマンに、「よっ!お気楽稼業!」と声をかけたら、その一帯のサラリーマンにタコ殴りにされることでしょう。
もはや大企業の正社員でもお気楽稼業とはいえない時代....。
こういう時代だからこそ、自分が頑張ってはじめて収入があるのが、そもそも普通であるという原点回帰が必要だと感じてます。
自分の身は自分で守るという概念が必要なんじゃないかと考えております。
2−リスクの比較ができていない
次によく聞くのは「うまくいかなかったときのリスク」です。
ちなみに個人事業主になってからの、ビジネスの残存率はどのくらいかと言いますと.....
3年後もそのビジネスやっている人は37.6%。
つまり3人に1人っていうことですよね。
っていうことは、3人に2人がやめてるじゃないか、と。
やっぱりリスクが高いじゃないか、と。
でも、ちょっと待って下さい。
今や就職戦線を勝ち抜いて内定をもらう大卒新入社員のみなさんでも、3年後の離職率は32.3%。
同じく3人に2人がやめているんです。
もちろんその方たちは、やめて再就職したのかもしれませんが、それを言うならビジネスをやめた人も新たなビジネスにチャレンジしているかもしれません。
リスクを計算するなら、彼我のリスクを同時に計算してリスクマネジメントしなければいけません。
つまりビル・ゲイツさんが言うように、「なにもしないことのリスク」をも計算しなくてはいけないのです。
限定された一地点からd違う地点のリスクを論じるだけでなく、現地点にとどまることのリスクも考えなくては、正確なリスクマネジメントとはいえないのではないでしょうか?
目的からの逆算
ところでみなさん、もしあなたがアメリカに行こうと思った時、何で行きますか?
3択でお願いします。
① ガッツで泳いでいく
② 優雅に船旅で行く
③ 飛行機でひとっ飛び
答えは言わずもがな。
おそらくほとんどの方が飛行機でいかれるはずです。
では、それはなぜでしょう?
飛行機が好きだから?
ボーイング787の機体に萌えるほど飛行機好きだから?
きっと、どれも違うでしょう。
恐らく正解は、飛行機が一番早く効率的に目的地にたどり着けるから、ではないでしょうか?
つまりまず乗り物ありきではなく、目的地ありきなのです。
これを人生で考えてみると、自分はどこに向かおうとしてるのか?
1回きりの人生で、自分はどうなりたいのか?
ここから逆算して仕事を選ぶのが、本来なら本筋なんではないでしょうか。
これを企業側の理屈で新卒一括採用し、学生たちにゆっくり考える時間を与えない、今の旧来型の雇用システムを変えないかぎり、この考えに気づく人は一部だけなのではないか?と考えております。
まとめ
いかがでしたか?
いずれにせよ、一度きりの人生、どうせならチャレンジしたいという方。
とはいってもリスクは出来る限り避けたいという方。
今の仕事を続けながらダブルワークで起業したいとお考えの方。
そういう方は、今の仕事を続けながらできる新しいビジネスモデルに着手することをオススメします!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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