アンチエイジングには野菜より肉がいい理由
2018/07/01
みなさん、こんにちわ。
世界を旅するアンチエイジングアドバイザー、かつお(@katsuyamamoto)です。
世界を旅していると、ベジタリアンの人向けのベジタリアンメニューを見かけることが多々あります。
ベジタリアンの人っておそらく健康志向の人だと思いますが、アンチエイジングの観点から考えると、実はとっても老けやすいんです。
今日はアンチエイジングと食べ物の相関性についてお話したいと思います。
目次
その前に六大栄養素についておさらい
昭和生まれの人であれば、学校の保健の授業で習った栄養素はタンパク質、炭水化物、脂質の三大栄養素だと思いますが、現在ではこれにビタミン、ミネラル、食物繊維(ファイバー)を加えた六大栄養素というのが栄養学の主流になっています。
厳密に言うと、炭水化物(糖質)は身体のどの材料にもならないので栄養と呼べるのか?という説が有力ですが、ここでは割愛します。
これらの栄養素が、お互いに補完し合ったり相互作用することで、僕たちの身体は代謝されているわけなんですね。
僕たちの身体は日々食べている食べ物から作られているわけですが、もっと言うと食事に含まれるこれらの栄養素から作られているわけです。
もしあなたがいつまでも若々しくありたいと言うなら、その体を作っている材料(=食事)次第とも言えます。
つまり、アンチエイジングを考えるなら、まず食事を見直さなければいけない、ということなんですね。
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アンチエイジングにはタンパク質が必須
では、アンチエイジングの観点から考えて、一体どの栄養素が最重要か?
もちろん、バランスがいちばん大切だ!というのは大前提として、僕はタンパク質が最重要と考えます。
そもそも生命とはアミノ酸から作られており、そのアミノ酸が結合したものがタンパク質なんですね。
日々の生活の中で、我々の身体は必要に応じて体内でタンパク質を生成しますが、その材料となるアミノ酸(特に必須アミノ酸9種)を摂取しないと生命を維持できなくなります。
もちろん、ビタミンやミネラルも大切ですが、ビタミンやミネラルはどちらかと言うと、身体の中で様々な潤滑油のような役目をするものが多いんです。
つまり、潤滑油(ビタミンやミネラル)が潤沢にあっても、身体の新しい細胞を作り出すための材料(=タンパク質)が足りないと、40歳を超えてからの老化のスピードに打ち勝つことはできません。
ここで、最近ネットで出回ったある二人の女性の画像を紹介したいと思います。
左の女性は健康指導をする立場にあるベジタリアンの女性、右の女性は料理研究家でお肉が大好きな肉食女性。
お二人とも年齢は共に51歳ということです。
どちらかと言うと、健康に気をつけているのは左のベジタリアンの女性のはずなんですが、、、
モザイクを取った以下の画像をご覧ください。
もちろん、これは生まれつきの遺伝子やその他の因果関係も作用しているため、一概には言えません。
しかし、僕がアンチエイジングアドバイザーとしてカウンセリングした経験からも、ベジタリアンの人は総じてお肌がボロボロです。
お肌を美しく保つための美肌プロテイン(コラーゲンやエラスチン)はタンパク質から生成されるのに、ベジタリアンの人はタンパク質をあまり摂らないから、というのが僕の中での結論です。
アンチエイジングのために効率よくタンパク質を摂取できる食材は?
一般的に、1日に必要なタンパク質摂取量は男性なら50~60g、女性なら40~50gと言われています。(諸説あり)
では、アンチエイジングを実践したいのであれば、どの食材からこれらの量のタンパク質を摂取するのがよいでしょう?
ここでは代表的な食材を3つほど紹介したいと思います。
1 肉
肉と一口に言っても、牛肉や豚肉、鶏肉に魚....と様々ですが、ここではあまり詳しく書きません。
とりあえず、「アンチエイジングには野菜より肉」と覚えてもらうことが目的です。
例えば牛肉100gの場合、そのうちタンパク質を約20g摂ることができます。
また、まれにカロリーの高い肉を食べると太る(?)といったような勘違いをされている方もいますが、肉は血糖値をほとんど上げないため、太ることはまずありません。
太りたくない!という人はカロリーよりも糖質の量、もっと言うなら急激な血糖値の上昇を防ぐことを注意したほうがいいです。
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2 卵
プロテインスコア(=その食品に含まれるタンパク質の量)が最も優れているのは卵と言われており、そのスコアは100です。
よくボディビルダーの方や、映画「ロッキー」の中のロッキーなどが、生卵を丸呑みするのを見たことがある人も多いかと思います。
また、卵のタンパク質が体作りに1番おすすめ出来る3つの理由とは?にも書かれている通り、卵には9種類あると言われている必須アミノ酸が全て含まれているんですよね。
その他の栄養素も豊富に含まれており、料理するレシピも豊富。
タンパク質を摂る上で、めちゃんこありがたい食材なんですが、卵アレルギーには気をつけましょう。
3 チーズ
ワインのアテに最高なチーズ。
もしあなたがお酒好きな人なら(できれば飲まないほうがよいですが)、アテに口にするのは糖質は極力避けて、チーズを食べるようにしましょう。
また、チーズと一口に言ってもその種類は様々で、しかもチーズにはビタミンB群などの栄養素とともに脂肪も多く含んでいるため、いくらタンパク質が豊富といえども、食べ過ぎには注意したいところ。
その中でも、チーズでタンパク質補給にも書かれている通り、カッテージチーズは脂肪が少ないチーズです。
トマトやサラダに和えて摂取すれば、バランス的にもGoodです。
タンパク質を摂取するためのコツはよく噛むこと
以上、これらのタンパク質を食べるときに注意したいのが、よく噛むこと。
とある離島の病院の先生は、その島にいる高齢者の方々の健康維持のため、MEC(メック)30カムカムという運動を推進してらっしゃいます。
MECの基本は肉・卵・チーズ食べ放題・・ではなく「カムカムダイエット」(30回噛んで食べる)にも書かれている通り、食事の際に約30回ほどよく噛んで食べることによって、アミラーゼも豊富に分泌され、消化にも良いです。
また、ダイエットだけでなく、アンチエイジングの観点からも絶食などもってのほかです。
「噛む」という行為そのものが、アンチエイジングであるという考え方もあるので、食事はよく噛んで食べましょう。
詳しくは噛むは、自分でできる 運動、記憶、感覚の アンチエイジング。をご参照ください。
また、プロテインもアンチエイジングには強力なサプリメントです。
プロテイン=ボディビルダーの方が摂取するもの、という偏った考えがイメージとしてありますが、そもそもプロテインとはタンパク質という意味。
どうしても今日の食事はタンパク質が足りない....と思うときに、牛乳や豆乳で溶かして手軽にタンパク質を摂取できるプロテインは、美肌の大きな味方となりますよ!
まとめ
というわけで、本日のお題である「アンチエイジングに野菜より肉がおすすめな理由」について、でした。
もちろん、何度も繰り返しますが、いちばん大切なのは栄養のバランスなので、肉さえ食べていればいいというものではありません。
それよりも、健康にいいのは野菜で肉は身体によくない、という偏った考え方を改めていただければと思います。
また、糖質制限ダイエットという減量法が流行っていますが、糖質を制限することはダイエットばかりでなく、腸をきれいに保つためにも有益です。
というわけで、美肌を保ちたいみなさん、肉喰いましょー!!
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
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