バンクーバーでの大麻(マリファナ)事情がよくわかった衝撃的な体験
2018/10/20
みなさん、こんにちわ。
世界を旅するノマドブロガー、かつお(@katsuyamamoto)です。
さて、今日は先日キューバより帰国した際に、ストップオーバーでバンクーバーに一泊した時の話です。
バンクーバーといえば、トランプさんが大統領になったアメリカとは正反対に、どんどん移民や難民を受け入れることを表明しているカナダの主要都市で、これから経済的にも益々伸びていくと言われていたので、とても楽しみにしていたんですよね。
知人の不動産ブローカーにも話を聞いたところ、なんでも今、バンクーバーの不動産はバブル状態で、中国の富裕層が買い占めているとの事。
街を歩いていても、普通にアジア人と黒人が英語を喋りながら街を歩いている光景は、単一民族国家日本から出たことがない人が見れば、なかなか衝撃的な光景かもしれません。
その他にも、ホームレスがいる一方でランボルギーニが走ってたり、歌ってる人や酔っ払い、ビジネスマンやヒッピーなど、ダイバーシティーと言うのは、そもそもこういうもんなんだろうなぁと実感させられました。
また街を歩いている時に、そこら中で大麻(マリファナ)の匂いがしたので、それもとても驚きました。
今日はバンクーバーでの大麻(マリファナ)事情について、自分が体験した衝撃的なことをお話ししたいと思います。
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ガスタウンで見つけたとあるバーにて
トランジットのためバンクーバーに着いたのは夕方過ぎ、ホテルにチェックインをして、とりあえず街を散策することにしました。
前述した通り、街には様々な人が溢れていました。
メインストリートであるロブソン通りを歩いていると、まだ若いホームレスの男性2人がジョイント(マリファナをタバコ状にしたもの)を吸っていたんですよね。
いくらリベラルな首相がいるとは言え、カナダではこの時点でまだ、大麻は合法化されていないはず。
こうなると生来の知りたがりの僕は我慢ができません。
僕:すいません、あなたが吸っているのは大麻(マリファナ)ですよね?
ホームレス:ああ、そうだよ。
僕:カナダで大麻(マリファナ) は違法(illegal)じゃないの?
ホームレス:違法(illigal)だよ。でも、見つかっても警察は何も言わないし、そんなこと誰も気にしちゃいないさ。
と言うような返事でした。
それからしばらく散策した後、バンクーバーに住んでいた知人から「夜は絶対に近づいていけない危険な地域」と言われていた、ガスタウンに行くことにしたんですよね。
ガスタウンと言えば、こちらの蒸気時計が有名なんですが、写真を1枚撮ったあと(がっかりスポット?)は、ガスタウンを散策してみることにしました。
メインのストリートは照明があって安全そうだったのですが、1本路地を入るとご覧の通り。
映画に出てきそうなちょっと怖い道だったのでそこは避けて、車が通る道路沿いのストリートを歩いていると、面白そうなお店を発見しました。
その名も「アムステルダムバー」(笑)
アムステルダムと言えば…、と思い、恐る恐る中に入ってみると、なんと驚くことに、バーのお客さん全員がガンガンマリファナを吸っているではありませんか!
満員の店内が大麻の煙でモクモクと煙たく、みんなが思い思い大麻をくゆらせながら、楽しそうに談笑している。。。
これ、日本だったら問答無用で全員逮捕でしょ。
それどころかこのお店では、来たお客さんがマリファナをジョイントにするための巻紙と小皿を、無料で提供していたんですよね。
とりあえず僕は、暖かいチャイティーラテを飲みながら、隣に座っているアジア人に声をかけ、いろいろカナダの大麻事情を訊いてみると、先程のホームレスの方と同じような返答(誰も気にしちゃいないさ的な)が返ってきました。
なぜバンクーバーでは違法のはずの大麻をみんなお店で吸うことができるのか?
これは僕の推測ですが、医療用大麻が合法化され、嗜好用の大麻との垣根がなくなっているんだな、と。
バンクーバーのお店では、医療用大麻が普通に購入できるとのことですが、なにせ臭いがきついため家では吸えず、大麻好きの人はこういうお店に集まってきて、お酒なんかを飲みながら、みんなで楽しんでいるんだなと思いました。
とにかくバーの中がマリファナの煙でモクモクとしていて、全員が目が充血していてトロンとしているのは、日本では絶対に見れない非日常的な経験だったので、この体験は強烈に印象に残っています。
まさに、世界中の大麻合法化の先端をいっている国の現場でしか見れない光景でした。
次の日見つけたバンクーバーでのマリファナショップ
次の日もフライトは午後の便だったので、午前中はバンクーバーの街を散策していたんですよね。
すると見つけました、見るからにそれっぽいお店を。
こういうところで躊躇は全くしない性格の僕なので、恐る恐るながらも(躊躇しとるがな)お店に入ってみると、Hi!と店員さんの気さくな声。
店内はおどろおどろしい雰囲気なんかではまったくなくて、逆にクリニックのような内装でした。
僕:すいません、このお店で売っているのはマリファナですよね?
店員:そうだよ。ここにディスプレイしてあるものはとても良いものなので、ぜひどうぞ。
僕:カナダではマリファナは違法では無いのですか?海外からの旅行者でも購入できるのですか?
店員:もちろんできますよ。全く問題ありません(笑)
僕:吸っていたら警察に逮捕されたりしないのですか?
店員:注意をされると思うけれども、赤信号を渡っただけで逮捕する警察なんているのかい?
みたいな会話だったと思います。
ちなみにこちらのジョイントの値段は1本約5ドル。
こんな値段で売られたら、暴力団やマフィアなどの地下組織は商売上がったりですよね。
僕:このお店の写真を撮っても良いですか?(Can I take a picture?)
店員:もちろん、いいよ!(No problem.)
という許可を得て掲載しております。
で、このお店の場所ですが、大体この辺だったかと記憶しています。
興味のある方は、いちど見に行ってみてください。
注意!いくら処罰されないからとは言え、おおっぴろげに海外でマリファナを吸うのは違法行為となっています。
その辺はくれぐれも自己責任でお願いします。
付け加えて言うと、僕は一服も吸っておりませんのであしからず。
まとめ
旅の魅力というものは、自分の日常と違う文化を垣間見れることにあるのは、間違いありません。
そういった意味から言っても、日本ほど大麻が厳しく規制されていない「文化」を目の当たりにしたわけであり、あの店内が大麻の煙でモクモクとしている光景は、一度バンクーバーで見るべき光景なのかも知れません。
いや、知らんけど。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
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