ラオスの象使いの免許の取り方を完全解説!
2017/12/23
みなさん、こんにちわ。
世界を旅するノマドブロガー、かつお(@katsuyamamoto)です。
さて、日本にはさまざまな国家資格がありますが、世界に目を向けるとこれまたおもしろい資格がたくさんあるもんですよね。
フランスのチーズ成熟士や、イタリアではバリスタも国家資格なんですね。
そんな中、ラオスで象使いの資格が取れるという噂を聞きつけたのでした。
いつまでもバカやってみんなに迷惑をかける!が、人生のモットーのわたしとしては行くしかないところ。
今日はわたしに続く、人生で全く意味のない資格を、ラオスまでわざわざ取りに行こうかと考えている、全ての愛すべき自由人に捧げます。
象使いの国家資格はどこで取れる?
取れる場所はラオスのルアンパバーンという世界遺産の街です。
観光客に楽しんでもらおうと、ラオス政府が観光客誘致の一環として開放しているそうです。
ちなみにこのルアンパバーンという街、小さくての〜んびりできて、バックパッカーの聖地と言われているところ。
このラオスのちょうど中央部にある小さな街がルアンパバーンです。
せっかくラオスに行くからには、この素敵な古都を堪能するのが作法というもの。
古き良きラオスのノスタルジックな雰囲気を堪能できますが、昼は灼熱地獄のため、みんなクアンシーの滝などに遊びに行きます。
ルアンパバーンは小さな街なので、メインの通り(サッカリン通り)に何店かツアー会社があります。
わたしはエレファントなんちゃら〜!!と大々的に謳っている潔さに感服して、こちらのツアー会社にしました。
ただゾウさんに乗るコースもありますが、それではなくトレーニングコースに申し込みます。
2日間のみっちり研修コースもありますが、1日で取れるのでネタ的に行くのであれば1日でいいでしょう。
一人あたり92ドル、結構いい値段しますが、ランチも付いて送迎もしてくれるということで、カードで支払い。
次の日の朝9時に迎えに来てくれ、16時まで拘束されるとのこと、もちろん快諾。
明日に備えて早く寝ましょー!
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ラオスの象使い資格取得の流れ
明くる日の朝になり、時間通りにバンでピックアップしてもらうと、車中は象使いの資格をとるライバルたちが並ぶ西欧人が10名ほど。。
この中で、必ず俺が一番の象使いになってやる。。。。
にこやかな笑顔とは裏腹に、早くも腹黒くライバル宣言。
少ししてから、このエレファントビレッジの館長らしきおじさんから英語で説明がありました。
拙いヒアリング能力で聞き取ったところによると、今タイとの国境付近の森の中に住んでいるゾウたちは1700頭ほど。
ゾウにとっては国境など関係ないから、という言葉がなぜか心に残りました。。
で、みんなでゾウさんたちに掛ける言葉を発声して覚えさせられます。
前に進んで=ピェピェ
バックして=クゥンクゥン
左に行って=サイサイ
右に行って=クワァクワァ
止まってね=ハウハウ
乗りたいから膝を折って=マップマップ
ちゃんと言葉通りにゾウさんが動くのは、すげーなーと妙に関心。
象使いになるためにはもちろん、ゾウさんに乗らなければいけません。
先ほど覚えた、マップマップをゾウさんの耳元でささやきます。
するとゾウさんが「乗りなよ、坊主.....」的に右膝を曲げてくれるのです!
先ほどささやいた耳を、こんどは手でつかみ乗るという暴挙でゾウさんに乗り込みます。
マウント完了。
これからはまず、ランディングでお散歩します。
ただ、普通のランディングとは違い、メコン川の中を行く感じです。
これ、なかなか怖いです。
まるでゾウさんと一緒に入水自殺するような感じ。
どうせ入水自殺するなら太宰治のように女性としたいところを、会ったばかりのゾウさんと入水自殺するわけにはいかない。
ちなみに前から後ろの列を撮影するとこんな感じ。
蜀に攻め込む猛獲率いる南蛮王国、行軍はこんな感じだったのでしょう。。
こんな感じで川渡りをやらされます。
川辺に到着、ゾウさんお待ちかねの行水タイム!
さて、この写真の後、どうなったかはみなさんのご想像にお任せします。。。
さて、今度は川の中に実際に入ってゾウさんの身体をゴシゴシブラッシングしてあげます。
ゾウさんって、本当に水の中が好きなんやなーと実感。
その後、ボートに乗って今度は小象を見に行きます。
これは有名な話ですが、小象の内から足に鎖を巻きつけて条件付けを施すんですよね。
何だか可哀想ですが、人間とゾウが共存していこうと思えば、これは仕方ないことなんでしょうね。。
その後は併設のプールでのんびりしてくださいと言われ、やや時間を持て余します。
乾季でなければ、近くの滝壺に行くオプションもあるそうです。
プールでチャプチャプタイムが終了すると、ホテルまで送迎してもらえます。
そのあとはもちろん、修了証がもらえます。
当たり前ですが、たった1日で本格的な象使いの資格をもらえるというものではなく、あくまで楽しんでもらおうというジョーク企画のようです。
この資格を取ったからといって、世界中でゾウさんがあなたの言うことを聞ようになるわけではありません。
資格取得後、依頼があれば1人3000円でゾウさんに乗って踏み潰しに行くビジネスを立ち上げる予定だったので、少し残念です。
まとめ
とまあこのように1日で象使いの資格をラオスのルアンパバーンで取ってきました。
もちろん人生になにかの役に立つわけではありません。
が、毎日が日曜日の人生であれば、そんなことのためにラオスに行くのもありかなと思いました。
ルアンパバーンのおすすめ観光地、クアンシーの滝の行き方など完全解説!書きました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
このブログの作者はこんな人ですっ!
毎日が日曜日のライフスタイルにご興味のある方は、是非アクセスくださいっ!
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