青春18きっぷとは? 値段・買い方・使い方・期間など完全解説!
2017/11/04
みなさん、こんにちわ。
ノマド旅人ビジネスオーナーの、かつお(@katsuyamamoto)です。
人生死ぬまでバックパッカーでありたいと願い、サラリーマンを辞めて自分でビジネスを立ち上げることになったわたしですが、学生時代は貧乏旅行の連続でした。
旅人は誰しも沢木耕太郎さんの「深夜特急」の影響を受けると言いますが、わたしの中でバッグパッカー=ローカル鉄道の旅、というイメージがあるんですよね。
で、何が言いたいかというと、海外に行かなくても、そんなバックパッカーのノスタルジックな憧れを満たしてくれるアイテム、それが青春18きっぷなのであります。
今回はこの青春18きっぷとは?について、まとめてみました。
目次
青春18きっぷとは?
青春18きっぷとは、JRが発行するきっぷです。
これを使えば、日本全国のJR線で在来線の快速(いわゆる鈍行)までが1日に何回でも乗り降り自由になります。
ちなみに18きっぷというネーミングですが、20歳を過ぎた大人でも使える年齢制限無しのきっぷです。
めちゃんこややこしいですよね。
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青春18きっぷの買い方について
青春18きっぷが発売されるのは、毎年春・夏・冬の年3回となってます。
細かな日程は年によって変わることがありますが、基本的な販売日程は以下の通り。
春季:2月20日〜3月31日
夏季:7月1日〜8月31日
冬季:12月1日〜12月31日
それぞれ利用できる期間がきまってます(次章参照)
全国のJRの主要な駅のみどりの窓口、自動券売機、びゅうプラザ、提携販売センターおよび主な旅行会社で購入。
料金は11850円となっていて、5回分が1セットになっています。
つまり1枚あたり2370円の計算。
1人で5回使ってもいいし、5人で1枚使ってもOKです。
青春18きっぷの使える期間は?
青春18きっぷはそれぞれ、販売期間と対になった利用可能期間が設けられています。
こんな感じです。(2017年6月末データ)
販売期間 | 利用可能期間 | |
春季 | 2月20日〜3月31日 | 3月1日〜4月10日 |
夏季 | 7月1日〜8月31日 | 7月20日〜9月10日 |
冬季 | 12月1日〜12月31日 | 12月10日〜1月10日 |
販売期間と利用可能期間が微妙に違うことに注意しましょう。
青春18きっぷのお得な使い方
青春18きっぷに関するお得な使い方をいくつか紹介します。
お得になるのはどれくらいから?
上記の通り、青春18きっぷは1枚あたり2370円なので、単純に2380円以上の運賃の場所へ行くならお得ということになりますよね。
目安はJRの営業キロで141km。
それ以上だと安くなる計算になるので、遠くに行けば行くほどお得になるということになります。
5回も使う予定のない場合
青春18きっぷは5枚で1セット。
1人で使うなら利用可能期間内に5日間も旅をすることになります。
使いたいのが1枚だけでいい、あるいは4枚は使う予定があるけど1枚余る....。
そういう人は、金券ショップや「ヤフオク」などのオークションを利用しましょう。
きっと同じ理由で青春18きっぷを売買している人とマッチングするでしょう!
グリーン券を思い切って購入してみる
青春18きっぷで乗車しても、グリーン券を購入すればグリーン車の自由席に限り乗ることができます。
ん?
せっかく安上がりの青春18きっぷ、あえてグリーン券を購入する意味がわからない?
説明しよう。
実はグリーン券というのは改札を出なければ同一方向の移動であれば1枚のグリーン券で電車が乗り継げるのです。
津田沼〜小田原間のような長距離でも、なんと1枚のグリーン券で移動できるのでコスパが良いのです。
青春18きっぷであこがれの観光列車に乗ってみる
全国のJRでは、観光客誘致などのために、ローカルな観光列車があるんですよね。
わたしも先日、鹿児島のいぶたま号にのって指宿まで行って砂風呂で埋められてきました。
いぶたま号は自由席がないので青春18きっぷでは乗れませんが、自由席のある観光列車なら、青春18きっぷで乗車できちゃいます。
例えば...
広島〜三原間を運行しているJR西日本の瀬戸内マリンビュー。
戦艦大和が建造された呉を通ることから、船をイメージした丸窓の列車で、車内は船のキャビンをモチーフにしている、まさにマリンな電車。
こちらは新下関〜仙崎感を走るみすゞ潮騒。
これはみんなちがって みんないいで有名な詩人金子みすゞのふるさとへ向かう観光列車で、大正ロマンをモチーフにしたアールデコなデザインで、かわいいですよね。
またJR北海道の釧路湿原ノロッコ号。
こちらはなんと、展望席付きのトロッコ列車です。
他にも自由席のある観光列車あるかと思います。
せっかくなんで、探してみては?
青春18きっぷで憧れのSLに乗ってみる
上の画像は会津若松〜新潟感を走るSLばんえつ物語。
とってもSLらしいシルエットの蒸気機関車C57が牽引するSLらしいSLです。
もちろん、客車はリニューアルされ、パノラマ展望室もあるんですよ。
なんとこれに、青春18きっぷに追加520円の指定席で乗れちゃいます。
他には花巻〜釜石間を走るSL銀河。
宮沢賢治の銀河鉄道の夜をモチーフにしているSLなんですが、牽引するのはC58で、なんと車内にはプラネタリウムもついています。
こちらは指定席は820円となっております。
せっかくの遠旅。
日頃乗れないSLにのあるのはめちゃんこいい経験になりますよー!
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青春18きっぷを夜行列車で有効的に使う
青春18きっぷは1日券。
つまり1日まるまる使おうと思えば、深夜特急を利用するのがお得なんですよね。
たとえば東海道本線の夜行快速「ムーンライトながら」などは、東京〜大垣間を走る夜行列車。
しかし東京駅発が23:10なんですよね。。
これなら青春18きっぷは日をまたいで2枚必要ということになります。。。
しかし、諦めるのはまだ速い!
もし首都圏から大垣方面に行くなら、小田原まで普通乗車券で移動しておきましょう。
すると、小田原発は00:31なので、最大限に利用することができます。
もしムーンライトながらに乗るなら、振動や騒音の少ない1,4,5,10号車がオススメ。
ちなみに早朝5時台に大垣駅に到着するので、そこからまた遠くにいくこともできます。
青春18きっぷがあると割引になるホテルがある
実はJRグループのホテルだと、大体10〜20%が割引になるんですよね。
メトロポリタンやグランヴィアホテルなど、ちょっとリッチなホテルで長旅の疲れを癒やすのもいいかも。
まとめ
いかがでしたか?
ぜひ次の発売期間に青春18きっぷをgetして、思い出に残るローカル線の旅に行ってみては?
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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