ベルリンの壁の現在を見れる場所を地図で解説します
みなさん、こんにちわ。
世界を旅するノマドブロガー、かつお(@katsuyamamoto)です。
さて、本日はベルリンの壁の現在を見れるポイントを3つ紹介したいと思います。
ご存知の通り、1989年に崩壊した東西分断の証であるベルリンの壁ですが、現在もなおその名残をとどめており、ベルリンを訪れる際の観光スポットとなっております。
そこまで歴史に詳しくなくても、世界的に意義のある場所なので、ベルリンに行かれる際は是非訪れてみてください。
それでは早速、行ってみましょー!
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目次
ベルリンの壁のかんたんな歴史のおさらい
第二次世界大戦で敗戦国となったドイツは、その後連合国側に占領されたのですが、様々な思惑からその領土を4分割されてしまいます。
ベルリンを含む東ドイツを共産主義のソ連、西ドイツを民主主義国家のアメリカ、イギリス、フランスが分割して統治することとなり、実際はドイツは4分割されたのですね。
当時、ベルリンは行き来が自由だったのですが、共産主義・社会主義を掲げる東ドイツの人々は、民主主義・資本主義・自由を掲げる西ドイツへとどんどん流出していきます。
これに危機感を感じた東ドイツ(実際はソ連)は、1961年に全長155kmにも及ぶ壁の建設に着手、その後西側に亡命するドイツ市民は次々に射殺されるという悲劇が繰り返されます。
今では自由に通過できるブランデンブルク門にも壁が建設され、東ドイツの人々はかつての祖国であるはずの西側に行けなくなったのです。
その悲劇に終止符が打たれたのが1989年、ベルリンの壁が人々の手によって、壊される映像は衝撃を持って世界中に放送されました。
そしてそのベルリンの壁が、現在も一部の場所で負の遺産として見ることができるのですね。
現在のベルリンの壁が見れる場所
現在もベルリンの壁が見れる場所として、ここでは3つのポイント(実際はもう少しあります)を紹介します。
1 イーストサイドギャラリー
現在もベルリンの壁が当時の面影を残しつつ見れる一番の場所は、おそらくイーストサイドギャラリーです。
全長1kmにわたって壁が残っており、世界中のアーティストがその壁にアートを表現しています。
なので、ギャラリーという名前になっているのですね。
上の写真は、おそらくイーストサイドギャラリーで最も有名なアートで、当時の東ドイツの国家評議会議長・ホーネッカーとソ連のブレジネフ書記長のキスが描かれています。
我らが日本のアートも描かれておりました。
イーストサイドギャラリーの場所ですが、この記事の一番最後に紹介しておりますので、そちらをご参照ください。
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2 チェックポイント・チャーリー
次にご紹介するのは、観光名所としても有名なチェックポイント・チャーリーです。
チェックポイント・チャーリーとは、ベルリンの壁があった当時の国境検問所で、冷戦時代の東西分断の象徴として、人気ゲーム「コール・オブ・デューティ」にも登場したりします。
西側陣営から見た東側、東側陣営から見た西側を偲ぶことができ、それぞれ1990年当時に実際に検問所にいたそれぞれの兵士の写真が掲げられています。
これは西側から見た東側の景色。
映っているのは実際に、東側の検問所に常駐していた東ドイツの兵士です。
それに対してこちらは東側から見た西側の景色、映っているのは同じく実在した西側の兵士。
おそらく多くの東ドイツの人々が渇望した、自由への景色なんでしょうね。
大きく立て掲げられた看板に書かれている言葉を訳すと、
あなたはアメリカ側の地区に入域します
武器を持ち運ぶことは禁止されています
交通ルールには従うこと
と言うようなことが書かれています
で、実際の検問所跡にはこのように軍服を着た兵士(実際はドイツ人)が立っており、チップを渡すと記念撮影に応じてくれます。
東側陣営跡には、ベルリンの壁と当時に関する博物館が隣接されており、脱出に使用された方法や器具、成功した人の体験談なんかが掲示されています。
それに対して西側陣営跡には、ギフトショップが軒を連ねており、実際のベルリンの壁の破片が売られていたりします。
この辺は見ているだけで楽しいですよ!
3 ポツダム広場
ドイツ首都のベルリンの中心のミッテ区といえば、オフィスビルが立ち並ぶベルリンの新宿のような街ですが、そこのポツダム広場にもベルリンの壁が展示されてます。
ポツダム広場は特に観光客が見るべきポイントってわけではないのですが、クリスマス時期にはクリスマスマーケットがきらびやかに軒を連ね、空襲で破壊されまくった戦争直後からのドイツの復興を物語っており、ベルリンを訪れるなら是非、立ち寄ってみてください!
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それぞれの場所を巡るにはレンタル自転車が便利
さて、上記で紹介した3つのポイントですが、効率的に1日で回るには自転車がとても便利。
ベルリンはアムステルダムほどではないにせよ、自転車が市民権を得ており、宿泊するホテルによっては無料で貸出してくれています。
ベルリンの市内中心からだと、おすすめのコースは、、、
ブランデンブルク門
⬇
ポツダム広場
⬇
チェックポイント・チャーリー
⬇
イーストサイド・ギャラリー
が、効率よく回ることができるかと思います。
チェックポイント・チャーリーの周囲にはカフェやらレストラン、ギフトショップが多くあるので、そこで小休止した後、イーストサイド・ギャラリーまでは5kmの距離(自転車なら約15分!!)です。
それ以外だと、UBERでの移動がベルリンでは便利ですよー!
まとめ
というわけで、ベルリン市内でベルリンの壁が見れる場所の紹介でした。
他にもベルリンのおすすめガイドをいくつか書いてますので、ご参照くださいませ!
ベルリンの観光名所・ホロコースト記念碑への行き方・その他に開園時間・感想などについて書きました。
ベルリンの世界遺産・博物館島(=ムゼウムスインゼル)の一角に位置するベルリン大聖堂もおすすめの観光スポットです!
ベルリンのおすすめグルメ・レストランでは、カリーブルストとローストチキンが絶品のお店を紹介しております。
ベルリン〜チェコ・プラハまで電車の行き方・チケットの買い方を解説しております。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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