初めての確定申告@個人事業主 わかりやすく解説
2018/06/27
みなさん、こんにちわ。
世界を旅するノマドブロガー、かつお(@katsuyamamoto)です。
サラリーマン出身の自分が独立して一番戸惑ったことはなにかといえば、おそらく確定申告なんですよね。
しかも初めてのとき(独立初年度)、が一番意味不明だったことをよく覚えてます。
今日はそんな初心者個人事業主の方の、初めての確定申告のヒントになれば幸いです。
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目次
そもそも確定申告ってやっぱりやらなきゃダメ?
はい、ダメです(キッパリ)
国民の3大義務であるから、というお固い理由だけではありません。
道路、信号、橋やその他の公共サービスは税金で成り立ってるのに自分だけフリーライダーはよくないでしょ?っていうモラル的な理由からでもありません。
「お金の流れ(キャッシュフロー)について学べるチャンス」だから、自分でやったほうがいいんです。
っていうか、今の時代であれば、会計ソフトを使えばそんなに難しくないですよ!
確定申告の期間はいつからいつまでにすればいいの?
毎年2月16日〜3月15日までの1ヶ月間に、去年(1月1日〜12月31日まで)の収支を申告。
お近くの税務署にて申告ってのが一般的です。
確定申告の手順
もちろん、人によってさまざまですが、確定申告ってむずかしくてよくわかんねーって人を対象に独断と偏見で書きたいと思います。
1 昨年の収支を自分なりにまとめる
これはお小遣い帳レベルで構いません。
昨年の収入を合計し(これはけっこうカンタン)、昨年の支出をまとめる。
よくある年末に経営者が領収書をかき集めてるイメージが、この「昨年の支出をまとめる」ってやつですね。
基本的に税務署の原則として
税務署がその領収書を「不審だ」と思ったとしても、それが「不正である」ことを証明しなければいけません
出典:あらゆる領収書は経費で落とせる 大村大次郎
であると、元国税庁出身の大村大次郎さんが仰ってますので、みなさん領収書を取っているんですよねー。
つまり
収入ー必要経費=所得
となって、1000万円の収入があったとしても必要経費が700万円なら、所得は300万円。
日本の累進課税は以下の通りで、所得が低ければ税率も低くて済みます。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
195万円以下 | 5% | なし |
195万円〜330万円以下 | 10% | 97500円 |
330万円〜695万円以下 | 20% | 427500円 |
695万円〜900万円以下 | 23% | 636000円 |
900万円〜1800万円以下 | 33% | 1536000円 |
1800万円〜4000万円以下 | 40% | 2796000円 |
4000万円超〜 | 45% | 4796000円 |
収入ではなく、そこから経費を引いた所得に税率をかけられるので、単純に言うと経費は多ければ多いほど得。
なので、みなさんこぞって領収書をかき集めてるわけなんですね。
じゃあできるだけ領収書をかき集めて、所得の金額を195万円以下にすれば納税額安くなるんじゃね?と考えたそこのあなた。
あなた、いいですねー。
いいもん持ってます。
ただ、前出の大村大次郎先生の著書によりますと
個人事業主の経費率は60%〜70%なので、売上(収入)が1000万円の人の所得は300万円ということになります。
出典:あらゆる領収書は経費で落とせる 大村大次郎
だそうですので、あまりに経費率が高いとおかしいと思われますよね。
もちろん、本当にかかった必要経費なら堂々と申告すればよいですが、虚偽の申告や脱税は違法行為です。
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2 確定申告をwebの自動計算してくれるページでオンライン記入
まずここで最初に断っておかなければならないことがあります。
国税庁が推進するe-taxはクソです。
国税庁肝いりのオンライン納税システムの一体どの辺りがクソなのか?
それは後世の歴史家の評価に委ねるとして、わたしがオススメするのは、国税庁の確定申告書作成コーナー。
e-taxはクソなくせに、ここは使えます。
金額を打ち込むだけで計算は全部自動でやってくれるんですよね。
3 確定したページをプリントアウトしてお近くの税務署へ
だいぶはしょりましたが、詳しい書き方などはググってください(適当)
「これは経費の種類で言うと何なのか?」とかは、そこまでシビアに考えなくてもいいかと思います。
自分も納税歴20年近くになりますが、なんか言われたことは一度もなし。
それよりも、期日までに確実に申告することに注意しましょう。
遅れると重課税などが加算されて「ドッヒャ〜!」ってなります。
4 所得税を納める
基本的に3月15日までに確定申告をしたときに同時に支払います。
延納もできますが、延滞税みたいなものがつくので緊急時以外はしないようにしたいところです。
この後に住民税が決定して納付通知が来ますが、こちらは4期に分けて分割払いができます。
ちなみに前出の大村大次郎さんの「あらゆる領収書は経費で落とせる」は、個人事業主やられているなら読むべきマスト本であります。
個人事業主の確定申告のちょっとしたコツ・ポイント
ではここで、確定申告のちょっとしたTipsをいくつかご紹介します。
納税する人はお客様!ビクビクする必要なし!
理由もなく警察が通ると緊張する小市民なわたしですが、税務署へ行くときはふんぞり返って行きます。
いや、正確にはふんぞり返っていませんが、気持ち的にはややドヤ感出して行きますよね。
用事もないのにヤナセに行ってコーヒー飲んでる地主さんのように行きますよね。
わたしもむかし、理由もなく税務署へ行くときはビクビクしていたのですが、前出の大村さんの本に書いてあったのが「納税者は税務署からしてみたらお客様。ビクビクする必要なし!!」
と書いてあったのを見てなるほどー!と思ったんですよね。
確かにきちんと毎年行くと、税務職員のみなさんからも「きちんと納税してくれてありがとうございます」という意識が感じられて、ちょっとした社会貢献をした感じ。
これは年末調整を会社がやってくれるサラリーマンだと、イマイチ現実味がないんですよねー。
そこまで事業化する予定がないなら白色申告がいい
はい、これホントです。
世間ではさも「青色申告は有利」という説が喧伝されてますが、個人でやっているフリーランスのようなお仕事だと、はっきり言って青色申告のメリットは受けにくいもんなんですよね。
それなら申告がカンタンな白色申告でよくね?って話です。
もちろん個人的独断ですが。。。
クレジットカードを活用すると納税にとっても便利
わたし、ほとんどがカード払いなんですよね。
もちろんポイントやマイルがつくからという理由もありますが、一番はこの確定申告に役立つからなんですよね。
要するに領収書の代わりになります。
もちろん、そのクレジットカードの使用履歴をまとめる必要があるのですが、それはこの後に紹介する神サービスで一発解決しちゃいます。
わたしが個人的に使用してオススメするのは、プライオリティパスもついてくる楽天プレミアムカードです。
審査もそこまで厳しくなく、海外キャッシングや海外保険もついてきて楽天ポイントも貯まりやすいという、まさに神カードです。
まとめ
というわけで、おおまかですが初めての個人事業主さんの確定申告をする気持ちで書いてみました。
もっとこの煩わしさを解決したい方は、確定申告ソフトfreeeという神ツールを活用してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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