プレゼンを1000回以上やった経験から話し方・つかみなどのコツを解説します
2018/02/02
みなさん、こんにちわ。
世界を旅するノマドブロガー、かつお(@katsuyamamoto)です。
さて、突然ですが、わたしのメインのお仕事はビジネスプレゼンなんですよね。
思えば21歳の頃より北は北海道、南は沖縄までプレゼンテーションの数はおそらく1000回をこなしたかと思います。。
その経験の中には、とんでもない失敗をしたことや、スライドが固まってセミナー会場の空気も固まってしまったことなど....
今考えただけでも冷や汗モノの失敗がたくさんありますが、今日はそんな中からわたしが会得した、効果的なプレゼンテーションのつかみや話し方のコツなどを紹介したいと思います!
直近で人前でプレゼンの予定がある人の参考になれば嬉しいですー!
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最初の5分でプレゼンの空気が決まる
漫才師の方なんかが意識する「つかみ」というものがありますよね?
これ、わたしも舞台に立っていた時(元吉本NSC生です)に気をつけていました。
どういうことかというと、最初の5分の空気感がその日のプレゼンの空気を支配してしまうんです。
例えば、最初の5分間でほとんど笑いを取らずに固い話をしてしまうとします。
で、それから30分ほど過ぎた後に笑いを取ろうと思っても、これが全くクスリともウケない。
これ、笑ってはいけない空気をあなたが作ってしまったからなんですね。
なので、最初の5分間というのは、あなたから聴衆に向けて「今日のプレゼンはこういう雰囲気でいきますよ」「可笑しかったら笑ってくれていいですよ」という、メッセージを発するタイミングなんです。
では、どういう雰囲気にすればいいか?
これはもう、リラックスして聴いてもらうという1点に尽きます!
つまり、もし最初の5分であなたがガチガチに緊張している空気感を出してしまうと、聴いている人たちも同じようにガチガチに緊張してしまうんです。
「スピーカーの方、緊張してるな」
「ちゃんと最後まで大丈夫かな」
など、余計な心配をさせてしまって、せっかくの話の中身が頭に入ってきません。
ではどうやって最初の5分をつかめばいいか?
これは人によって千差万別ですが、私の場合、最初に思いっきりこう言っちゃいます。
「今日、めちゃくちゃリラックスして話すので、みなさんもめちゃくちゃリラックスして聴いてください」
これだけで、会場の空気は和やかになりますよ!
是非一度、お試しあれ!
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え〜、まぁ、などの口癖を排除する
これも先述した、聴いている方たちにリラックスしてもらうための大切なこととなります。
例えばみなさんは、仲の良い友人にも次のように話しますか?
「え〜、本日は、え〜、一緒に、え〜、ランチでも、え〜、しませんか?」
多分友だちから「どうしたどうした!?」と、ガチで心配されるはずです
ところが人前に立って話すとなると、急にこういったよそ行きの自分となって話してしまうんですよね。。
正確に言えばよそ行きの自分となるのは仕方ないとして、それを感じさせないのがいいんです。
ちなみにわたしがプレゼンが上手だなと思うのは、元大阪市長の橋下徹さんのスピーチ。
彼の政治信条には賛否両論あるかと思いますが、あくまで話し方の内容だけをご覧ください。
どうでしょう?
口癖が全くなくて淀みがないでしょ?
このことが、「きちんと自分の言葉で喋ってる」と無意識で認知され、聴衆に説得力を与えます。
普通より70%のスピードで話す
これもめちゃ大切にしてます。
人は緊張するとどうしても、つい早口になってしまうもんなんです。
その最たる事例が「ウソをつくとき」です。
ゆ〜〜っくりしたスピードで嘘をつく人、あんまりいないですよね?
次のセリフを10秒かけて言ってみてください。
わたしは、、、今まで、、、一度も浮気したこと、、ありません!
どうでしょう?
大嘘のはずなのに、真実に聞こえてきませんか?
セミナーやプレゼンでも、いつもよりゆっくり話すとこれまた相手によく伝わります。
そのスピードのさじ加減ですが、自分ではゆっくりにしているつもりでも、人前だとナチュラルにスピードアップされてますので、ちょっと意識して話す速度を落とすことがコツです。
特に伝えたいポイントや、強調したいところなどはテンポを落として話すといいですね。。
どうでもいいですが、わたしはこれに関しては石破茂大臣の話し方を参考にしています。
スライドは背景として使う
最近はPowerPointやKeynoteを駆使してセミナーをしている方が多いですね。。
もちろん、わたしも使用していますし、それを否定するつもりはありませんが、あくまで聴いている人はあなたの話を聴いていると思うべきです。
つまり、スライドは補完的なもので、それを軸にプレゼンを進めていくべきものではありません。
たまに見かけるのが、聴衆と一緒に自分もスライドの方を向いてプレゼンをしているスピーカーの方です。
それならあらかじめ、レジュメを作成して配布すればいいのではないでしょうか?
上手な紙芝居のおじさんは、紙芝居の絵を背景に、臨場感あふれる話し方で子供の心を惹きつけたものです。
最近でいうと、スティーブ・ジョブズ氏のiphoneのプレゼンテーションが秀逸です。
上手くスライドを背景として使っている、非常に参考になるプレゼンです。
また、これは別で書こうと思いますが、スライドの作成や使い方に関してはこちらの本がベストです
また、スライドの切り替えをするためのリモコンですが、最初はAppleの純正リモコンを使用しておりましたが、とある人から勧められたこちらのInterlink社のリモコンを愛用しております。
少し値が張りますが、設定はレシーバーをUSBに差し込むだけというシンプルさ、また感度も抜群、しかもレーザーポインタと一体になっているという超おすすめの一品です。
予定より少し早く終わる
どんなにいい話でも、予定時間をオーバーしてしまうと聴衆の頭のなかは「いつ終わるんだろう?」の比重がどんどんふくらんでいき、話に集中できなくなります。
腹八分目とは、プレゼンテーションにも言えること。
「え?もう終わりなの?」
「もっと聞きたかった」
となれば、終わりよければなんとやら、です。
聴いていて辛いのは、最後の締めのところで「え〜、最後に.......」が何度も続くパターン。
「さっき最後って言ったじゃねーかよ!?」というツッコミが、みなさんの胸に去来しているのは間違いありません。
まとめ
いかがでしたか?
とにかく緊張せずにゆっくりと落ち着いてプレゼンしましょう!
あなたが意識するほど、聴いている人は一挙一動を細かくチェックしていません(笑)
自信満々(を装おいながら)に、プレゼンテーションしてくださいね!
本文中に紹介したプレゼンテーションzenのエッセンスまとめで、効果的なスライドの使い方を解説しております。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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