ベルリンのホロコースト記念碑への行き方・開園時間・感想など
2018/04/27
みなさん、こんにちわ。
世界を旅するノマドブロガー、かつお(@katsuyamamoto)です。
さて、先日からのベルリンの旅ですが、お目当ての1つであるホロコースト記念碑に行ってまいりました。
シンドラーのリストや杉原千畝さんの話から、ユダヤ人迫害について関心がないことはなかったのですが、南京大虐殺と同じく、こういうのって戦勝国のプロパガンダに利用されやすいから、今ひとつ信用してなかったんですよねー。
なので、この目で見に行きたいと思っておりました。
あの暗黒の歴史が真実なのか、あるいはプロバガンダなのかは置いといて、世界中からベルリンに観光に来る人がマストと言っていいほど訪れるスポットであることは間違いありませんからね。。
ベルリンに行く予定のある方で、このホロコースト記念碑に訪れてみたいという方のために、今日は行き方などを書いてみます。
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ベルリンのホロコースト記念館への行き方
ホロコースト記念館へのアクセスですが、ブランデンブルク門から近く、エーベルト通り沿いにあるので比較的わかりやすいかと思います。
どうでもいいですが、正式名称は「メモリアル・トゥ・ザ・マーダード・ジューズ・オブ・ヨーロッパ」って言うんですね。。。
訳すと「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑」だそうです。
ちなみに先日の記事にも書きましたが、ベルリン市内はもっぱらチャリ移動がおすすめ!です。
僕もブランデンブルク門から南下して、ホロコースト記念碑を目指していたのですが、大きい公園のようなところに、漆黒のモノリスのような石碑が立ち並び、何やら人の行列が並んでおります。
これがどうやらホロコースト記念碑のようです。
迷路のような石碑の間も歩けるようになっており、かくれんぼには最適。(失礼)
ホロコースト記念館に入ってみた感想
入場チケットを求めて世界各国の観光客が並んでます。
僕も並びながら、日本語のパンフレットをgetし、それを一読しながら寒空の下で待つこと20分ほど。
セキュリティチェックがあるため、7〜8人単位で中へ入れます。
空港ほど厳密なチェックではありませんが、金属探知機などを通して中に入ります。
入場料は無料で、上着は預かってもらうことができます。
もし英語や他の外国語がわかる方は、オーディオセットをレンタルできます。
残念ながら日本語はありませんでしたが。。
記念館は6つのブースに分かれているようで、それぞれのパネルの前でオーディオセットから流れる説明を聞きながら、食い入るように見つめる来訪者たち。
日本語がないのがほんとうに残念でした。
隣のブースへと移動、こちらでは時代が進み、いよいよ強制収容の実態へと迫ります。
とある一家の強制収容に移送されるまで、のようなパネルのような気がします。
強制収容所からの手紙を、グーグル翻訳で訳しながら読んでいきます。
そこにはもう、真実だのプロバガンダだのはどうでもいい、たったひとりの人間の悲痛な嘆きが魂に響きます。
そのほとんどが、家族にあてた手紙。
フランクル氏の世界的名著である「夜と霧」でもそうでしたが、絶望的な状況の中にあって、心の支えとなるのが家族との再会なんですよね。
それが叶わずこの世を去った人たちに、改めてご冥福を祈りたい気持ちになりました。
衣類の着衣を許されず、列に並ばされるユダヤ人の女性たち。
もし自分の最愛の人がこのような扱いを受けたら......。
また、この記念碑は、当時の強制収容所に同じように隔離されていたロマ人や同性愛者は含まれていないとのことです。
あの時代、ユダヤ人と同じく迫害を受けたマイノリティの人たちは、現代のロヒンギャ族と同じく歴史の片隅に捨てられてしまうんでしょう。
なぜかそんなことを考えてしまったのでした。
ベルリンのホロコースト記念碑(記念博物館)の営業時間
営業日
火曜日から日曜日(月曜日は定休日)
開園時間
10:00~20:00
まとめ
ホロコースト記念館を訪れる前は、心から信用できない部分があったにせよ、こうして訪れてみると、いかなる事情があったにせよ、許されない行為であったことは否めないと感じました。
もしこれらの歴史に興味のある方は、アウシュビッツ強制収容所での過酷な日々を生き抜いたフランクル医師の体験記、世界的に有名な「夜と霧」をどうぞ。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
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