イエローナイフのオーロラツアーは必要!?
2017/12/20
みなさん、こんにちわ。
世界を旅するノマドブロガー、かつお(@katsuyamamoto)です。
さて、2017年も、自分の価値観である「地球で遊ぶ!」をテーマに、まずは1発目にオーロラを見に行く計画を立てたんですよね。
そこで、世界で1番オーロラが見れる確率が高いのはどこだろう?とリサーチした結果、それがカナダのイエローナイフであると言うことがわかりました。
なんでも1年のうちに約300日はオーロラが出ている、世界で最もオーロラが見れる場所だと言うことで行ってきました!
しかし、結論から言うとオーロラツアー会社に申し込んだにも関わらず、三日間の滞在でオーロラは1度も見れませんでした!
そんなお前がイエローナイフについて何を語るんだよ!?と言うツッコミが聞こえてきそうですが、しくじり先生からもわかるように、失敗から学ぶのが1番です。
だってイエローナイフへの旅で1番最悪のリスクは、今回の僕たちのように、あんな北極圏ギリギリの遠いところまで何回も飛行機を乗り継いで行って、オーロラが見れないっていうことですよ。
というか、そもそもオーロラツアー会社に申し込む必要があるのか!?
八つ当たりするわけではありませんが、オーロラツアー会社に申し込んだとしても、悪天候が晴れるわけではありません。
そこで今日は、イエローナイフにおけるオーロラツアーに関して、自分の考えを述べたいと思います。
今後、イエローナイフにオーロラツアーに行く予定のある人の参考になれば幸いですー!
注意:この記事で表記しているドルは全てカナダドルとなってます!
目次
イエローナイフでオーロラが見れる時期は?
まずイエローナイフにてオーロラの見える時期についてですが、現地のツアーガイドの日本人の方に聞いたのですが、なんでもイエローナイフでは1年を通してほぼいつでもオーロラが見れるそうです。
つまり、夏だろうが冬だろうが、時期は関係ないとのこと。
ただし、オーロラは外の気温がマイナス20度以下の時にもっともきれい見えるらしいので、そういう点から考えると、ベストシーズンは10月から3月だと現地のガイドの人はおっしゃってました。
僕が今回行ったのは1月だったので、まさにドンピシャのシーズンだったはずなのですが、なんと3日ともオーロラを見れないという、最悪の結果になってしまったんですよね。
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イエローナイフでオーロラが見れる確率は?
これも現地のツアーガイドの方に聞いたのですが、1年間、つまり365日中300日はオーロラが見れると言うことです。
という事は、単純計算してイエローナイフでオーロラが見れる確率は、1日あたり300÷ 360 =約83%と言うことになります。
つまり、2日滞在して見れない確率は約17%なので、二日間滞在して入れない確率は17% ×さらに17%と言うことになり、その確率はなんと2.89%!
つまり二日間滞在すると、97.11%の確率でオーロラが見れる、と言うことになります。
しつこいようですが、三日間滞在するとなると、さらにこれに17パーセントをかけるので、見れない確率はなんと0.49%!!
つまりイエローナイフに三日間滞在すれば、99.5%はオーロラが見れると言う確率にはなります。
オーロラウォッチングを確率で考えてはいけない理由
しかし、結論から言うと、今回僕の旅では二日間のオーロラハンティングツアーに出かけたものの、なんと二日間も見れないと言うオチでした。。。
滞在したのは3泊だったのですが、初日のイエローナイフの空港に着いたのが夜の10時過ぎだったため、その日はホテルにチェックインしてゆっくり休んだんですよね。。。
(タクシーの運転手さんからは、「今日はきれいなオーロラが見えるよ!」と言われていたので、この時点ではまさか見れないなんて想像もしていませんでしたが…)
もちろん、オーロラツアーのツアー会社にも、お金を払って申し込んでいました。
今回僕が申し込んでいたのは、オーロラハンティングではトリップアドバイザーでも口コミで高評価の、NSAというオーロラツアー会社でした。
ですので、「絶対に見れるはずやろ!」と完全にタカを括っていたのが失敗でした。
オーロラハンティングで有名な、そのツアー会社のオーロラハンティングで有名なカナダ人のjoeさんでさえ「今日は相当コンデションが悪いね(It's not good condition....)」と言っていたんですよね。
で、結局初日は、分厚い雲のため全く見えず。。。
そして、最悪なことにその悪天候が次の日も続きました。
つまり、単純に確率で計算するのではなく、天気の一連の流れによっては2日も3日も見れないことがある、ということを頭に入れておきましょう。
結論:オーロラウォッチングを確率で計算するのは危険。オーロラウォッチングをするには、三日間を頭に入れておきましょう。
そもそもオーロラウォッチングにツアー会社に申し込みは必要か?
で、ここからが本題です。。
イエローナイフで有名なオーロラツアー会社と言えば、オーロラビレッジなどが有名ですよね。。
でもここで、すごいことを言っちゃいますね。
もしあなたがイエローナイフでオーロラウォッチングをしたいのなら、ツアー会社に申し込みは必須ではない、と思います。
理由、ですか?
それは天気の良い日は、宿泊しているホテルからもオーロラが見えるからです。
もちろん、いいオーロラの状態を観察したいのであれば、ツアー会社に申し込むのが良いでしょう。
ただし、上記のように、確実にオーロラが見たい場合は三日間のツアーに申し込むのが確実だと思います。
ツアー会社によって料金は多少ばらつきはあると思いますが、今回僕らが申し込んだオーロラツアーは一晩で109ドル× 5%の税金です。
つまりオーロラツアーの代金は1晩当たり約1万円が必要と言うことになり、三日間だと一人当たり約3万円。
今回僕らは10人でオーロラハンティングしたので、オーロラツアーだけで約30万円も支払った、、のに見れないと言う事態だったのです。。。(もちろんツアー会社が悪いわけではなく、天気の為だと言うのは理解している)
そしてこれは現地のツアー会社の方がぼやいてたのですが、最近はイエローナイフで似たようなオーロラツアー会社が乱立しているようで、そのほとんどは中国人の方のようです。
要するに、「これならわれわれでもできる!」と思った中国人の方が、イエローナイフで会社を立ち上げているんですよね。
素晴らしい(?)商魂!
オーロラウォッチングを自力でするために必要なもの
なのでもし、次回イエローナイフにリベンジをしに行くときには、おそらくツアー会社を通さずに、自分たちでオーロラハンティングをすると思います。
その方法ですが、国際免許証とレンタカーがあれば可能だと思います。
オーロラが見えるのは夜の10時から深夜の2時までの間で、外の気温がマイナス20度以下のとき。
その間、レンタカーを借りて、オーロラがよく見れそうなスポットに行くのです。
ちなみにレンタカー会社ですが、空港にもありますし、なんならイエローナイフの街の中心部にあります。
おそらく場所的にはこのあたりです。
また、国際免許ですが、日本の免許があれば日本国内で簡単に取得することができます。
詳しくは以下のサイトをご参照ください。
また、イエローナイフでの運転ですが、よほどスピードを出さない限り、タイヤはスタッドレスになっており、そんなに危ないと言う事は無いように感じますよ。
もしご興味がありましたら、こちらのサイトは参考になるのではないでしょうか?
ツアー会社に申し込むと、暖かいメープルクッキーなどを車の中で支給してくれましたが、そんなものはスーパーで買えば約300円程度です。
後はオーロラをバックに写真を撮ってくれるサービスなどもありますが、それも自分たちでなんとかすれば、大体できると思います。
(ただし!この方法はイエローナイフに行くのが2回目以降の人にオススメです)
オーロラ予報のサイトを活用する
自分たちでオーロラハンティングをするにあたってとても大切なのが、このオーロラ予報のサイトの活用です。
どんなに素晴らしいオーロラが地球に降り注いでいても、天気が悪く分厚い雲に遮られてしまうと、オーロラは全く見えません。
そのため、風向きや天気、気温などを確認するのに最適なサイトはこちらです。
イエローナイフやホワイトホースにも対応しているので、今日の夜の現地の天気を必ず確認しましょう。
また、わかりやすいインターフェイスで、オーロラの見える確率をモニタリングしてくれるのは、こちらのサイトが便利です。
局地的な予報ではありませんが、こちらは太陽風の観測をもとに、アメリカにある宇宙予報センターのデータを活用し、オーロラの見れる確率を算出しています。
まとめ
というわけで、負け犬の遠吠え的な、イエローナイフまで行ってオーロラが見れなかった人間が学んだこと、的な記事でした。
まるでしくじり先生のような構成になりましたが、僕たちのようにわざわざ北極に近い場所まで行ってオーロラが見れなかった....なんて言う事態にならないように、いろいろ気をつけて行ってください!
もちろん、僕も次回はオーロラツアー会社に申し込まず、自己手配をして、必ずリベンジしたいと思っています。
現場からは以上でーす!
オーロラウォッチングに最適な、イエローナイフのおすすめホテルを紹介しております。
オーロラウォッチング以外のイエローナイフの観光について、僕の知る限りまとめてみました。
イエローナイフでオーロラウォッチングする際の注意点・おすすめグッズについて解説しております。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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