友情・友達・人間関係の名言 個人的ランキングベスト10
2019/04/10
みなさん、こんにちわ。
世界を旅するノマドブロガー、かつお(@katsuyamamoto)です。
本日は、世界的名言ウォッチャーでもあるわたしから、「世界の偉人たちの名言集」を勝手に独断と偏見でランキングするという、不定期で開催される不遜極まりないコーナーになります。
本日のお題は「友情・友達・人間関係」についての名言です。
アドラー大先生によれば、この世のストレスの全ては「人間関係」によるもだそうです。
もしあなたが何らかの友情・人間関係についてお悩みなら、世界の偉人たちの言葉があなたを救ってくれるかもしれません。
知らんけど。
というわけで、とりあえずいってみましょー。
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目次
10位 マキャベリの名言
人は一般的に 内容よりも外見で判断する
内面を判断できる洞察力を持つものは稀である
なぜ人間関係の名言で、いきなりイタリアの戦術家であるマキャベリの名言が出てきたのか?
そう思ったあなた、非常に愚問です。
国家である個人であれ、相手との関係を良好に保つためには、
「こ、こいつ、で、できる…..。」
と、思われなければならないのです。
そういった意味で、「第一印象」はとても重要なものであり、そして「第一印象に二度目はない」と言う名言も、ついでに僕が考えましたので、誰か使ってください。
また、こちらが自分の見た目を気を使うことは、相手に対するマナー・エチケットでもあると思うんですよね。
「海を育てるための山作り」ではありませんが、友達や人間関係を大切にしたいのであれば、こちらの身だしなみもきちんとする必要があると思うので、10位にランキングしてみました。
9位 アルフレッド・テニスンの名言
いまだかつて敵を作ったことのない人間は
決して友を持つことはない
ある人が僕に、こう言いました。
「いいかい、敵がいない人こそが無敵なんだよ」と。
言われたその時は、
「な、なるほどー。」
と思ったのですが、後々よく考えてみると、それは同時に「味方」もいない生き方なんじゃないかと思いました。
国際政治の場面でも「全方位外交」と言うのは、同盟国を持つことができない悪手であり、このことからもわかるように、個人間でも「八方美人」というのは、本当の友人ができないことが多いはず。
無理して敵を作れという意味ではなく、自分の主義主張・価値観を表に出せば、必ず敵というか否定する人がいると思うんですよね。
でも、その自分の主義主張・価値観に賛同してくれる人も出てくるはずで、そういう人が友人となることが多いのかな、と。
まさに子どものときによくやった「この指とまれ!」と同じことですよね。
ちなみにこの言葉を残したイギリスの詩人、アルフレッド・テニスンは、共に世界を旅した友達を亡くした悲しみから、「イン・メモリアム」という名作を10年以上かけて書き上げたそうです。
8位 江原啓之さんの名言
赤い糸で結ばれているたった一人というのはいません
あなたが出会うすべての人のなかから誰とどういう関係を築いていくかは
あなたしだいなのです
旅好きの人たちの間で有名なもので、インドに「アガスティアの葉」と言うものがあります。
僕はまだ行ったことありませんが、何でもそこに行くと、自分の運命について書かれている葉っぱを、1枚もぎってきてくれるそうです。
要するに、人生占いみたいなもんだと思うのですが、その葉っぱに書かれていることが、なんと驚くほど自分の人生をについて書かれたもので、今後の生き方の指針とする人もいるのだそうです。
でも、僕はどちらかと言うと、アガスティアの葉には否定的なんですよね。
だって、運命で全て決まっているのであれば、努力する必要なんてないじゃないですか。
これ、人間関係も同じで、運命の赤い糸なんてものは本当はなくて、その人とどういう人間関係を築いていくのか、すべてはこちら側にボールがあることだと思うんですよね。
それに気づかせてくれたのが、この江原さんの名言です。
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7位 アントン・パーヴロヴィチ・チェーホフの名言
マナーというものは ソースをテーブルクロスにこぼさないことではなく
誰か別の人がこぼしても 気づかぬふりをしているところにある
ロシアの大作家チェーホフのこの名言は、一般的にマナーの名言として知られてますが、僕は敢えて友情の名言として紹介します。
人間関係の基本は「相手を正すこと」ではなくて、「相手を許すこと」と言うことだと思うんですよね。
誰だって間違ったことはするし、ミスだってします。
その間違いをいちいち正してくれる人と一緒にいたいと思うか?
だと思うんですよね。
人と良い関係を続けたければ、寛容な心を持とう。
人のミスをあげつらうのではなく、スルーできる自分になろう。
そして何より気づかされるのは、こちらの間違いやミスも、相手は笑ってスルーしてくれているのだと言うことなのです。
6位 ニーチェの名言
もし君が悩む友を持っているなら 君は彼の悩みに対して安息の場所となれ
だが いうならば硬い寝床 戦陣用の寝床となれ
そうであってこそ君は 彼に最も役立つものとなるだろう
先程の言葉と違い、このニーチェの言葉は骨太です。
おそらく牛乳を毎日4リットルは飲んだのでしょう。
ただし、さきほどのチェーホフの名言と違うところは、ここでニーチェが言う「硬い寝床」と言うのは、何も間違いやミスを指摘することではないと思うんですよね。
悩んでいる友達にたいして、自分の行動や生き方、背中を通じて、お互いに気づきを与える関係。
それでいて、相手が「友情」という言葉に甘えてこないように、こちらは硬い寝床になる。
それが本当の意味での大人の友情なんだろうと思います。
5位 ユダヤの格言
あなたが人を裁くのと同じ裁き方で あなたもまた裁かれる
あなたが人を量るのと同じ秤で あなたもまた量られる
出ました、定番のユダヤの格言。
さすが世界で1,2を争うお金持ち民族の格言だけあって、言葉には常に本質が含まれております。
人を批判、非難したりする場合、多くの場合は相手に不快がられます。
批評家やコメンテーターならまだしも、そうではない一般の人が、他人の考えや生き方についてあれこれ批判したりするのは、生産的ではありません。
あなたがその人を裁かなくても、その人が死んだ後で神様が裁くはず。
もっと言うなら、神様でさえその人を裁くのは、死ぬまでお待ちになるのです。
他人を裁くのをやめよう。
ワイドショーで芸能人の不倫を面白がって見るのもやめよう。
そんなメンタリティでは、きっといい人間関係を築けないんだと思います。
4位 松下幸之助の名言
人を待たせるということは その人を大切にしていない証拠
あなたの時間より私の時間の方が大切ですという
無言のメッセージである
これ、実はとても当たり前の話で、もしあなたが友人の財布から勝手にお金を抜き取っていたら、良い人間関係を保つどころか、おそらく刑務所行きでしょう。
これと同じことをしているのが、友人との待ち合わせの時間に遅れることだと思うんですよね。
電車に乗り遅れたとか、子供が出て行く直前でぐずったとか、言い訳はいろいろあるのでしょう。
でもやはり、良い人間関係の基本は「相手が大切にしているものを大切にしてあげること」だと思うんです。
およそ世の中で、「自分の時間」を大切にしていない人間などいません。
時間と言うのはお金と同じくらい大切なもので、もしあなたが何か犯罪を犯してしまったとしてすれば、懲役刑もしくは罰金刑で償うはず。
すなわちお金もしくは時間のどちらかで償う必要があるのです。
それほど世界では、お金と時間は同じ価値に見られていると言うこと。
いつも仲良しの友人だからといって、気軽に待ち合わせ時間に遅れるのはやめよう。
逆に、10分前にいつも到着しているあなたなら、きっとそれはめぐりめぐって、あなたの信頼につながると思いますよ。
3位 太宗(唐の二代目皇帝)の名言
一悪をもって その善を忘れず
唐の二代目皇帝である太宗は、貞観の知と呼ばれる天下泰平の時世を築いた中国史上最大級の名君と言われ、その人徳たるや、多くの臣下を平伏せさせたそうです。
そんな彼の名言ですが、要するに「悪いところよりも、良いところを見よう」と言うことだと思うんですよね。
友人であれ親であれ、はたまた人生の恩師であれ、百点満点の人間などいないというのが、この世の真実です。
つまり、欠点を探そうとすれば、どんな相手にでも見つけきることができるはず。
でももし、せっかく憧れる人と時間を共有できるチャンスに、その人の欠点を見出そうとする人が、果たして人生幸せになるでしょうか?
もし、あなたが誰かからバラの花束をプレゼントされたら、棘ばかり見るでしょうか?
もし人間関係について嫌なことがあって、ネガティブな感情に支配されてしまいそうになったとしても、その人の良いところを思い出そう。
そうすれば、相手だってこちらの欠点や弱点を、笑って許してくれるはずです。
知らんけど。
2位 老子の名言
河や海が数知れぬ渓流の注ぐところとなるのは
身を低きに置くからである
またまた古代中国からの名言ですが、とうとう老子を持ち出してきました。
世界を股にかける名言ウォッチャーのわたしとしては、老荘思想を持ち出すことに何の躊躇もございません。
似たような名言に「黄河はいくつもの支流を受け入れるからこそ 大河なのである」(誰の名言が忘れた)というもとがありますが、この老子の言葉の意味合いとは、少しニュアンスが違います。
自分の身を「低き」に置くことによって、つまり謙虚であることによって、めぐりめぐって1番得するのは自分だよ、と言うことを教えてくれているだと思います。
友人関係や人間関係と言うものは、たいていは「自分と同じくらいの社会的地位の人」になりがちです。
その中で無意識のうちに競争心や嫉妬心、どうでもいいヒエラルキーを保持するために、傲慢になったり相手を見下したりするようなことを、この老子の言葉は戒めてくれます。
常に謙虚でいよう。
別に相手にへりくだると言うわけではなく、自分の身を常に「低き」に置くことが、よい人間関係を保つためのコツなんですね。
1位 ウィリアム・アーサー・ウォードの名言
感謝しているのにそれを伝えないのは
プレゼントを包んだのに それを渡さないことと同じである
さぁ、みなさんいよいよお待ちかねの友情、友達、人間関係についての世界の偉人の名言、堂々のランキング1位の発表です。
やはりというか、どうしても「感謝」についての名言になってしまうのは、致し方ないところであります。
なぜなら、「感謝」というのが、友人関係だけでなくビジネスにおいても、あるいは家族間においても、とても大事なものだからです。
このウィリアム・アーサー・ウォードの名言のポイントは、「感謝をきちんと伝える」と言うことだと思います。
「言わなくても分かってるだろう」と言うような、一昔前の九州男児のような態度は、良い人間家庭を築くにはあまり良くありません。
これ、わかっちゃいるけど、難しいのは、特に近い相手に対してですよね。
例えば自分の親や家族、恋人や親友…。
そういった、日頃感謝を伝えきれていない、でも1番感謝を伝えないといけない相手にこそ、それをきちんと伝えることが、良い人間関係を築く1番大切なことと思います。
「愛は近きより」と言うことですよね。
だからといって自分ができているわけではありませんが、常にこういった言葉を思い出しては、良い人間関係を築くように自分を戒める毎日であります。
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まとめ
と言うわけで、友情、友達、人間関係についての世界の偉人の名言集個人的ランキングの発表でした。
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