家族の名言 独断と偏見によるランキングベスト10
2019/04/10
みなさん、こんにちわ。
世界を旅するノマドブロガー、かつお(@katsuyamamoto)です。
不定期に開催する、独断と偏見による名言ランキングのコーナー。
今回のテーマはずばり「家族」です。
どうも名言というのは、「成功」だとか、「人生」だとかについてのものが多いのですが、世界で古今東西、人類が大切にしてきた「家族」に対する名言というのは、意外に取り上げられることが少ないんじゃないかと思います。
知らんけど。
今回は、ありそうであまりない、「家族」に対する名言を、またまた独断と偏見により勝手にランキングしてみました。
なので、苦情、不平不満は一切受け付けません。
NC・NRでお願いします。
それでは早速いってみましょう!
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目次
10位 清原和博の名言
毎日20キロのランニングを一度も辛いと思わなかったのは
母が一緒に走ってくれたからだった
覚せい剤により逮捕され、社会的制裁を受けたプロ野球界のスーパースター清原和博さんですが、あの1件だけで彼の全てが否定されるべきではありません。
名門PL学園の野球部で1年生の時点で、すでに4番を任されていた彼の凄さは、実はお母さんの愛情によるものではないかと思うのです。
上の名言は、清原さんの著書からの引用だったと思うのですが、わたしは思わず線を引きましたね。
いや、毎日20kmですよ!?
もちろん、それを走る清原さんが一番すごいんでしょうけど、それを毎日付き添うお母さんの愛情、ハンパないでしょう。
子どもが大きく育つかどうかは、このようなハンパない親からの愛情なんだと思わされるのです。
そういえば甲子園で清原和博さんが3打席連続でホームランを打った時の実況アナウンサー、植草貞夫さんの「甲子園は清原のためにあるのか〜〜!!??」も、同じく名言でございます。。
9位 ラコタ族長老の名言
お年寄りと子どもを離してはいけない
彼らを引き離すことは 過去と未来を断つことと同じだ
核家族化が当たり前となった昨今の日本ですが、それによって嫁姑問題などは少なくなったのでしょうが、それが子どもにとって良いかどうか、はなはだ疑問です。
サザエさん、ちびまる子ちゃんでも、昭和の家庭・一家団欒には必ず祖父母が含まれていました。
また、一部の例外を除けば、子どもは大抵おじいちゃん・おばあちゃんが大好きだったりします。
もちろん、優しいし、親に怒られた時にはかばってくれたりというのもあるかと思いますが、「親が教えてくれないことを教えてくれること」も、その大きな理由なんだと思います。
当たり前ですが、おじいちゃん・おばあちゃん共に、親よりも長生きしているし、何より子育ての経験もベテランです。
そして、子どもたちが「最も最初に直面する家族の死=大好きなおじいちゃん・おばあちゃんの死」から学ぶことも、きっと多いはずです。
そういえば、植村花菜さんの「トイレの神様」って、素晴らしい名曲ですね。
8位 田下昌明さんの名言
先祖の誰か一人が欠けても 自分はいなかった
この事実が人間はなぜ子を産み 育てるのかの答えです
田下昌明さんは、北海道出身の小児科医で、著書には子育てに関するものが多い方として知られます。
そもそもわたしたちが存在している理由は、当たり前ですが父と母(諸事情で家族となってない場合であっても)がいるからであり、当たり前ですがその父と母にも父と母(祖父母)がいるからであり、その祖父母にも父と母(曾祖父母)がいるからであり、、、、
となっていくと、逆ねずみ講のピラミッドが自分の存在の絶対条件として、あるわけです。
ちなみに自分より30世代前のご先祖様となると、その数は1073741824人(2の30乗)となり、時は平安時代までさかのぼります。
そして、そのうちの一人でも欠けていたら自分は存在していない。。。
いや、もっと言うならば、そのうちの一組でもお付き合いしていなかったならば、、、、
いやいや、もっと言うならば、そのうちの一組でもあの日あの時、愛し合っていなければ、、、、、
いやいやいや、もっともっと言うならば、そのうちの一組でも外でd.............。
とまあ、これ以降はご想像におまかせしますが、要するに奇跡なわけですね。
その奇跡を、自分の代で終わらせるのではなく、人生の喜びを紡いでいく。
ただし、田下さん自身もやや右寄りの考えの方で、こういうのはモラハラとも受け取られる危険性があるかもしれませんが、当サイトでは問題なしとして紹介しております。
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7位 斎藤一人さんの名言
あなたの配偶者は 必ずあなたの一番して欲しくないことをするのです
たとえば散らかっているのが嫌な人の配偶者は 必ず散らかすのです
なぜなら 結婚とは魂の修行のためにすることだからです
銀座まるかんの創始者で、日本の長者番付の常連さんでもあられる斎藤一人さん。
彼の著作なんかを読んでいると、いつもニコニコご機嫌な人というイメージがあるんですよね。
大切な人ほど、距離が近くなってしまって、たまにイラついてしまうこと、ありますよね?
わたしなどの凡人は、こたつの中で足がぶつかっただけで
「何しとるんじゃ、オルゥゥゥゥゥアァァ〜〜!!」
と、心の中でブチギレること年に数十回、いつもこの言葉を思い出し、反省しながらイリコをボリボリ噛み砕く毎日なのです。
でも、同じように、自分の嫌なところも相手は黙って許してくれているんですよね。
そう考えれば、家族というのは自分の修業の場であるというのも、マジ卍なんです。
他に彼の名言として、、
「失楽園てあるでしょう。愛人と心中する話。あれが私にはわからないんです。妻がいて、愛人がいる。結構なことじゃないですか。どうして死なないといけないのでしょう。死にたくなるのはむしろ、妻も愛人もいない人じゃないですか」
というのもあるのですが、今回のテーマとは大きくかけ離れるため、スルーさせていただきます。
6位 スヌーピーの名言
ライナス「もし一生懸命働いて、欲しかったものを全部手に入れたら、満足かな?」
スヌーピー「飼ってる犬に好かれなかったらむなしいね....」
先日観たピクサーの映画「リメンバー・ミー」のテーマとも、ややカブる名言です。
いわゆるよく聞かれる迷言でもある「仕事とわたし、どっちが大事なの?」というテーゼに対する答えでもあるでしょう。
もちろん、そんなことを彼氏に言う女性は男性から総スカンを食らうのが常ですが、究極の究極、最終的には、男性であれ女性であれ、「仕事より家庭やパートナーを選ぶ」べきなのです。
なぜなら、世界中の人が「パートナーより仕事」を選んでしまえば、世界は滅んでしまうからです。
そう考えれば、息子が病気で急遽帰国、阪神タイガースの球団からもファンからも大ブーイングをくらい、失意のままに退団したランディー・バースは、実は正しいのです。
バース、今でも待ってるで〜〜!!
5位 マザー・テレサの名言
一緒に住んでいたり または血のつながった親族といった人たちにほほえみかけることは
あまり親しくない人々に対してほほえみかけるより むずかしい時があるものです
「愛は近きより」ということを 忘れないようにしましょう
「愛」といえば、直江兼続かマザー・テレサであるかは、議論の分かれるところですが、今回はマザー・テレサさんの名言をご紹介。
世界中の見ず知らずの貧しい人に、惜しみなく献身的に愛を振りまくマザー・テレサさんですが、実は「近い人に愛を与えること」が一番難しいと仰ってます。
でも、たしかにこれ、そうですよね。
知らない人に微笑みかけたり、丁寧な言葉を使ったり、相手を気遣ったりすることって、実はそんなに難しくないのです。
それよりも難しいのは、ひとつ屋根の下で暮らす、1日に数回はイラッとしてしまう家族に対して、同じように接することができるか?なんですね。
これに対して、Twitterで人気の深爪さんが素晴らしいツイートをしているので、少し紹介。
これに対して「夫婦の場合は?」とコメントがあったんですが、夫婦も当然「他人」だし、私は、夫婦であれ親子であれ家族間における争いの大半は相手を「身内」とみなすことによる甘えが原因だと考えており、過剰な期待を捨て、ビジネスライクに対応することが円満の秘訣だと思ってます。
— 深爪@新刊「深爪流」好評発売中 (@fukazume_taro) 2018年2月8日
なるほど〜、、たとえ相手が家族であっても、「身内」とみなすことは甘えなんですね。
この辺の線引は難しいですが、「愛は近きより」というのはおそらく、間違いない本質なんだと思います。
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4位 北野武さんの名言
30過ぎて 親を許せないやつはバカだ
自分が幼い頃、親から受けた理不尽な仕打ち、筋が通ってない理屈、今考えても納得出来ないこと.........。
人によって多かれ少なかれ、今でもあの日の親を恨んでいる.....というのはあるのかもしれません。
たけしさんはその著書の中で、お母さんを殴って毎日酒ばかり飲んでいるペンキ職人の親父さんを、お兄さんと本気で殺してやろうと思ったと書いており、でも自分が大人になったときに「親父も寂しかったんだろうな.....」と、少しわかってあげることができたと書いておられます。
確かに、親といえども、完璧ではない1人の人間で、そして上のマザーテレサや斎藤一人さんの名言からも分かる通り、距離が近い家族に対して、底を見せてしまうことって絶対あると思うんですよね。
で、それがわかるのが、今度は自分が家庭をもったり、世の中のことをいろいろわかりだす30を超えてからではないでしょうか。。
どんなにひどい親だったとしても、それを許すことで自分は乗り越えられる。
それができないうちは、自分はまだまだ子どもなのかもしれません。
3位 ネイティブ・アメリカン子育ての四訓
一、乳児はしっかり 肌を離すな
一、幼児は肌を離せ 手を離すな
一、少年は手を離せ 目を離すな
一、青年は目を離せ 心を離すな
人間社会であれ野生動物の世界であれ、子育てには必ず「子離れ」が含まれているものです。
その微妙なタイミングと線引について、見事に表現しているのが、このネイティブ・アメリカンの言葉。
日本人であれ、ネイティブ・アメリカンであれ、もちろん動物であっても、「子育て」の目的は可愛がることではなく、「1人で食っていけるようにする」というのが本質のはず。
もちろん、そこには寂しさもありますが、子育てをする時は、この本質を忘れてはいけないんだと思います。
子どもが大人になるまで、その成長は不可逆的なものだから、「できればいつまでもこのまま小さく可愛くいて欲しい....」と思ってしまう気持ちは、どんな親にでもあるんだと思います。
でも、子どもは成長したいと望んでいる。
自分の子供をペットのように可愛がるんではなく、徐々に手を離していく勇気、とても大切ですよね。
これ、完全に余談ですが、子供の思い出を記録するなら、音声だけを録音するっていうのがオススメです。
時がたって、それを聞き直すと、もう泣けてきますよ。。。。
2位 映画「ゴッド・ファーザー」の名言
家族を大切にできない奴は男じゃない
映画の序盤でフィリップ・マーロウ扮するゴッド・ファーザーが、挨拶に来た相手に「家族は元気か?」と聞いて、相手が「はい、元気にしてます」と答えた直後のセリフ。
いかにも家族を大切にするイタリアンマフィアの矜持を、見事に数秒で表現してしまうあたりが、フランシス・フォード・コッポラ監督のすごいところですが、これは何もイタリアンマフィアだけの矜持ではありません。
親や配偶者、そして子どもたちがいてくれて、家族のおかげで今の自分があることをきちんと理解してるのが、いい男なんだということです。
そして、その家族に恩返しをすることは、男としてというより、もはや人間として当然、っていうか、鶴でも恩返しはするわけで。
もちろん、家族を大切にするというのは、仕事を一生懸命頑張るだけでなく、それぞれの家庭での役割を一生懸命果たすことだと考えれば、これは男性だけに言えることではないと思います。
1位 作者不詳の名言
小学生は 暗くなる前に帰りなさい
中学生は 暗くなったら帰りなさい
高校生は 日付が変わる前に帰りなさい
大学生は 盆と正月くらいは帰りなさい
大学院生は 帰れる家があることに感謝しなさい
社会人になったら 子どもが安心して帰ってこれるような家を
今度は自分がつくれるようにしなさい
いよいよみなさん固唾をのんで待っていた、第1位の発表です。ん?
個人的独断と偏見で選ぶ、家族にまつわる名言第1位は、なんと作者不詳のこちらの名言。
おそらく「大学院生」という言葉が入っているので、日本人のどなたかの言葉だと思います。(適当)
なんかね、この言葉を噛みしめるように読むだけで、泣けてくるんですよね。。
第3位のネイティブ・アメリカンの名言とも少し言ってることが似ているのですが、この「家族を紡いでいく」というのって、ある程度の人生をマクロに体験した人にしかわからない、とても含蓄のある言葉だと思うわけです。
例え、我々の人生がリチャード・ドーキンスが提唱する「利己的な遺伝子」の「生存機械」に過ぎないにしても、そこには多くのドラマがあるはずで、そうやって世界は回ってきたんだろうと思います。
似たような言葉で、今回はランクインしませんでしたが、スヌーピーのこちらの名言も紹介したいと思います。
まとめ
というわけで、不定期開催の「独断と偏見で選ぶ名言」のコーナー、今回は「家族」にまつわる名言でした。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
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