タイ・チェンマイの首長族の村までの行き方・ツアー・注意点など
2018/10/09
みなさん、こんにちわ。
世界を旅するノマドブロガー、かつお(@katsuyamamoto)です。
先日、その昔幼いころにテレビで見た、首に金の輪っかを着けている不思議な民族:カリン族「通称:首長族」の村を訪れてきました。
通常、カリン族の村には、タイとミャンマーの国境付近のメーホンソンという村まで行く必要があり、下図のグーグルマップによると、車だと5時間以上かかってしまうんですよね。
「首長族の村には行きたいけど、そんなに時間をかけたくない!」という方は、チェンマイから来るまでわずか30分ほどにある、政府が支援しているカリン族の村「Long Neck Karen Camp」に行くと良いでしょう。
今日はその「Long Neck Karen Camp」までの行き方、注意点などについて述べたいと思います。
目次
Long Neck Karen Campの場所と行き方について
Long Neck Karen Campは、ミャンマーの内紛より逃れてきたカリン族を保護するため、タイ政府が設けているカリン族のキャンプ。
そのため、以下のように比較的チェンマイから近い場所にあるんです。(チェンマイ旧市街から車で40分ほど)
また、Long Neck Karen Campの周囲にはエレファント・ライドができたり、筏(イカダ)で川下りなんかもできますが、これについてはまた後に述べますね。。
一般的にこのLong Neck Karen Campまでの行き方は、以下の4通りです。
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1 ツアーに参加する
おそらく一番ポピュラーなのが、旅行会社の現地ツアーに参加することです。
個人的にはあまり推奨しませんが(後述する自己手配のほうが安上がりのため)、日本語が通じるガイドさんが同行してくれるので安心、トラブルを避けることもできます。
多少値が張りますが、経済的に余裕のある人や年配の方は、ツアーに参加するのがいいでしょう。
また、このLong Neck Karen Camp周辺には、エレファント・ライドができる施設があり、象に乗ったことがない人は、両方体験できるのもポイントです。
JTBの現地ツアーで行くエレファントライディング(象乗り)&首長族とご対面!
2 タクシーで快適に行く
一番のおすすめは、間違いなくタクシーで快適に行くことです。
乾季は日差しや砂ぼこり、また雨季では雨を気にする必要がなく、ほとんどのタクシーはエアコンが付いており快適です。
しかしながらチェンマイは、写真のようないわゆるタクシー車両ではなく(写真はバンコクのタクシー)、一般車両をタクシーとして使用しており、なかなかありません。
比較的大きなホテルのフロントなどで呼んでもらえるみたいです。
また、どうしてもタクシーが捕まらないときの大技として、UBERを呼んでその運転手と交渉というのも1つの手段です。
料金は事前交渉制ですが、往復で400バーツ前後(≒1300円前後)なら妥当だといえるでしょう。
また、もし上記のエレファント・ライドや、その近くにあるタイガーキングダム(虎と一緒に写真が撮れるスポット)にも行きたいなら、運転手さんと交渉してみましょう。
もちろん、帰りまで車で待機してくれるのでご安心を。
3 トゥクトゥク ソンテウで行く
僕の場合、上記2のタクシーがつかまらず、探すのも面倒だったので結局トゥクトゥクで行くことにしました。
乗り合いタクシーのソンテウもそうですが、雨風はしのげるものの、タクシーと違い日差しと砂ぼこりと騒音がネックです。
また、おそらく止まる度に「ナイト?レディー?」と、しつこく営業をかけてくるので、興味のある人はのっかってみて、興味のない人はスルーしましょう。
料金の相場ですが、僕たちは往復250バーツ(≒850円前後)で手を打ちました。
上記2のタクシーと同じく、交渉次第で周囲の施設にも連れて行ってくれ、もちろん帰りまで車で待機してくれています。
4 レンタルバイクで行く
これははっきり言ってオススメしません(笑)
なぜなら、チェンマイからカレン族に会いに行ってきた(バイクで)さんのブログからも分かる通り、片道1時間半もかかる上、日差しと砂ぼこりと雨と飛んでくる虫と戦う必要があります。
あと、怖いのはバイクでの事故ですね。
チェンマイは比較的運転マナーがいいほうですが、タイでバイク事故の経験がある僕は、あまりおすすめできない手段です。
もし、すでに別でレンタルバイクを借りていて、チェンマイ近郊をバイクで走りたい!という若さあふれるガッツなあなたであれば、バイクで行くのもいいかもですね。
実際にLong Neck Karen Campに行ってみた!
というわけで、上記3のトゥクトゥクでチェンマイの旧市街より首長族のみなさんに会いに行きました。
タクシーが捕まらなくて、結局トゥクトゥクで行ったわけですが、はやくも振動と騒音、砂ぼこりで「やっぱタクシーにしたら良かったー!」と後悔の嵐。
40分以上走ったような気がしますが、ようやく首長族のキャンプ「Long Neck Karen Camp」に到着。
トゥクトゥクの運転手のおじさん、気前良くここで待ってくれてるとのこと。
入り口ではこのように入場料500バーツ(≒1700円前後)ほど徴収されますが、これがタイ政府からこのキャンプに滞在している少数民族である首長族(カリン族)やアカ族のために使われるんだと思います。
自らを「LONG NECK KAREN(首長のカレン族)」と称して案内板まで掲げている辺り、いろいろなことを想像してしまいますが、そこは大人の事情なんだということで。。。
まずは山岳民族のアカ族の方の露店を通り過ぎます。
要するにタイ政府としては、「ここで保護してやるから自分たちの食い扶持は自分で稼ぎな!」といったところでしょうか。
このお歯黒のアカ族のおばあちゃん、何か買ってあげたかったなぁー。
しばらく歩くと、お目当ての首長族(=カリン族)の方たちの集落へ。
平日の午後でしたが、閑散としていて思っていたより小さな敷地。
機を織るカリン族の女性。
ここで織ったものも、露店で売られていたりします。
同じ年頃の娘がいる身としては、この子から何か買ってあげることしか考えれません。。
というわけで、首長族を模した栓抜きを購入。
他にも女性のワンピース(200バーツ≒700円ほど)なんかも購入。
もちろんお目当ては写真撮影なんですが、そこはやっぱり何かを買ってからお願いするというのがマナー。
というわけで、写真をお願いすると快くOKしてくれました。
「Picture OK?」で充分通じますよ!
今回のチェンマイでも、最もお気に入りの1枚が撮れました。
と思っていたら、他でも小さな女の子が店番をしている店があり、これはもしかして僕のような人を狙った戦略か!?
もちろんその店でも購入し、パシャリ。
一方、カリン族の男性はというと、入り口でテレビを見ながらのんびり。
このあたり、済州島の男性(働かない)とよく似ている。。。
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首長族(カリン族)の村を訪れる際の注意点
というわけで、思ってたよりも短い滞在時間(30分ほど)で済んでしまいました。。
今回初めてこのLong Neck Karen Campを訪れてみて、いくつか気づいた注意点をシェアしたいと思います。
1 写真撮影は買い物をしてからがいいのでは?
おそらくこのLong Neck Karen Campを訪れる大きな目的は、カリン族の方の写真を撮影することだと思います。
しかしながら、彼女たちはおそらく毎日毎日、外国人の観光客と有名タレントばりに撮影をこなしているんだと思われます。
その理由はズバリ「収入のため」ではないでしょうか?
やや意地悪な言い方をすれば、「見世物」のような立場を甘んじて受け入れて、僕たちのような観光客の撮影に快く応じてくれている彼女たちのためにも、撮影の前にせめて何か露店で購入したほうがいいのでは?と思いました。
もちろん入場料として500バーツ払っていますし、チップを払えば撮影してもいいじゃないか!?と言われればそれまでなんですが.....。
2 彼女たちはタイ人ではなくミャンマー人であることの理解
です。
僕も何気なく「サワディーカー」とか「コックンカー」とか言ってたのですが、帰りのトゥクトゥクで気付きました。
それらの言葉は彼女たちからすれば、「外国語」なんですよね。。
いろんな諸事情から、故郷からこちらにやってきた、カリン族やアカ族の方たちのバックボーンをもっと知っておくべきだと思った次第です。
3 近隣のアトラクションの筏(いかだ)の川下りは絶対にやめておく
です。
筏で濁流を下ってくれるこのアクティビティ、同行者が「やってみたい」と駄々をこねたため渋々参加しましたが、暑いわ、短いわ、濁流だわ、そんでもってこのミャンマー人の船頭さん(?)がチップを要求してくるわ.....で、とてもつらいものでした。
地元関西の保津峡の川下りとは雲泥の差、でしたな。。。。
まとめ
というわけで、チェンマイの首長族(カリン族)の村、Long Neck Karen Campまでの行き方と注意点などについてでした。
個人的にチェンマイに行くなら、マストで訪れるべきスポットだと思います。
人にもよるかと思いますが、いろいろな学びがあるのではないか?と思います。
チェンマイ旧市街のおすすめホテルについて紹介しております。
チェンマイのナイトバザールの場所・マッサージ・夜遊びについて書きました。
チェンマイのおすすめグルメ・絶品のカオソーイが食べれるレストランを紹介しております。
チェンマイのドイステープ寺院への行き方など、まとめております。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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